ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】5

ーラスタ・ラヴ(8/6/夜)ー

悠「あっちーなー。汗かきすぎて汗疹出るわ」

緋斗「かゆーなるからやめてや」

悠「じやあ、水虫の話してやろう」

ともき「暑いときにそういう話しはやめろ」

悠「おれも好きではしたくないんだよ。」

緋斗「ほな、なんでするん?」

悠「緋斗への、い・や・が・ら・せ♪」

緋斗「とんでもない悪魔や」

悠「人間だよ」

ともき「それは疑わしい」

悠「ああ、イケメンすぎるって意味で」

ともき「いってて空しくないか?」

悠「言わないで後悔するより、言って後悔したい」

ともき「どっちにしろ後悔かよ」

悠「まぁ、イケメンだから全然問題ないし」

緋斗「このひと、神経っていうか面の皮がド分厚いな」

悠「……」
ギチッ!
緋斗「痛ででで?!ちょ、めっちゃ痛い!ちぎれる!肉がちぎれる!!」

悠「内出血!内出血!」

緋斗「自分で不吉なコールせんといて!!」

ともき「やめてやれ」

悠「ちゃんと内出血程度に加減してるよ」

緋斗「加減してそれ?!」

悠「なんじゃい」

緋斗「なんでもないです…」

優日「ふひゅー、ふひゅー」

駒狸「大丈夫ですか?」

優日「だいじょーぶ、だいじょーぶ、ちょっとふらふらするだけさぁ!」

悠「茹ってんな」

ともき「いや、大丈夫じゃないだろうあれ。」

悠「マジカル医療天使こまりんがついてるから大丈夫だろ」

緋斗「え?」

ともき「なんて言った今」

悠「マジカル医療天使ピュアハートこまりん」

ともき「なんか増えてたぞ今」

駒狸「はい、冷たいお水です」

優日「キンキンに冷えたビールぅ」

駒狸「お水にしてください」

優日「むぅー、ごくごく」

悠「あれがマジカルパワーだ」

ともき「いや、どこにマジカル要素があったんだ」

悠「ビールじゃなくて水を飲ませるところ」

緋斗「マジカル要素なん?!」

悠「駒狸さんにダメっていわれると、ついダメかぁって思っていうこと聞いてしまう。まさにマジカル」

ともき「違うとは思うが、まぁ確かに断ったりはしにくいな」

駒狸「落ち着きました?」

優日「おかげさまで」

駒狸「じゃあ、好きなもの飲んでいいですよ」

優日「駒狸ちゃんのやさしさに全米の私が感動した」

ともき「全米の私って何だ……」

悠「雨と鞭……さて、小鳥遊妖怪問題!ひしゃくで水を汲みいれて船を沈没させるなどと信じられた幽霊。水難事故で他界した人の成れの果てといい、人間を自分たちの仲間に引き入れようとしているという幽霊(妖怪)は?」

緋斗「シーゴースト」

悠「チッ」

緋斗「し、舌打ち…」

優日「わかめ王子」

悠「ドラクエでいたなそんなモンスター」

ともき「船幽霊だろ」

駒狸「本当に出たら怖いですよね」

悠「いや、雲水のおっさんとか道玄のおっさんのが怖い」
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