ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】5

ーラスタ・ラヴ(8/4/夜)ー

悠「この暑さはスタンド攻撃によるものかもしれないな」

ともき「違うだろ」

悠「ところで緋斗」

緋斗「はいはい、何を買うてくればええのん?」

悠「ずいぶん素直だな」

緋斗「こう毎日になったらね。」

悠「おれのことが嫌いならぶん殴ってもいいんだぞ?」

緋斗「なんもいうてないやん?!」

悠「イタリア栗モンブランシューと冷やし水まんじゅう、夏みたらし。今日はセブンイレブンだ」

緋斗「はいはい。」

悠「……緋斗」

緋斗「はい?まだなんか?」

悠「ありがとう」

緋斗「な、なんやの、へへっ、いってきまーす。」

悠「……」

ともき「……」

悠「あいつちょろいな」

ともき「お前酷いな」

悠「いや、そろそろキレないかと思ってたんだけど……見事にパシリになってる」

ともき「なってるってさせてるんだろ」

悠「あー、太ももの間に顔埋めてグイグイしたい!」

ともき「コイツは…」

後楽「おじさんはおっぱいがいいな」

悠「コォォォォ!波紋疾走!!」
ズバァァァン!
【狸の置物】
バリンっ!!

ともき「全力にぶっ飛ばしたな」

悠「逃がした……くそっ。」

揺光【奴の逃げは妾も一目置いとるからのう】

悠「どうにかしてくれ」

揺光【自然災害と同じじゃ。どうにもならん。】

悠「お前なら自然災害どころか天変地異もどうにでもできるだろ」

ともき「自然災害って意味なら悠も同じだろ」

悠「失礼な!おれはマイナスイオン振りまいてるし!」

ともき「マイナスオーラだろ振りまいてるのは」

揺光【あとは子種じゃな。】

悠「振りまく真似はしない。ちゃんと注ぐ。……あ、でもたまにぶっかけるか」

ともき「やめろ。やめろ。」

悠「二回いわれた」

揺光【ところでやらんのか?】

悠「ん?ああ、妖怪問題か。もー、欲しがりさんめっ♪」
ツンツン
ともき「キショクワルイし。俺は何も言ってないだろ。突くな。」

揺光【そうではない。太腿の隙間に顔を埋めたいんじゃろ?】

悠「ああ、そっちか。じゃあ、失礼して……」

ともき「失礼しようとすんな」
ゲシッ!
悠「あふん、じゃあ、お待ちかねの小鳥遊妖怪問題基本的には薄汚れた老人の姿で、痩せこけた体で顔色は青ざめ、手に渋団扇を持って悲しそうな表情で現れるが、どんな姿でも怠け者が好きなことには変わりないとされる。家に憑く際には、押入れに好んで住み着くという。取りついた人間やその家族を貧困にする神(妖怪)は?」

ともき「後楽」
揺光【後楽】

悠「うん、おれもそう思う。だけどあいつ、疫病、貧乏、淫獣のハイブリットだよな」

ともき「性質が悪いのの総合か……一応答えは貧乏神だよな」

悠「Exactly」

緋斗「ただいまー」

悠「おかえり。」

緋斗「悠やん、三千円」

悠「は?」

緋斗「さっき、後楽のおっちゃんが悠やんから払ってもらってくれって、俺から三千円もっていったんよ」

悠「お、おのれぇぇぇ!!」
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