ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】5

ーラスタ・ラヴ(7/30/夜)ー

悠「ムラムラする」

ともき「発情してんな」

悠「あ、間違えた。ムシムシするだ。」

ともき「どんな間違いかだ」

悠「いや、ムラムラもしてるんだけどな」

ともき「ドン引きだよ」

悠「若い男だものムラムラぐらいするさ!」

緋斗「はい!」

悠「うるせぇっ!」

緋斗「えぇ…」

ともき「アホらしい」

悠「じゃあ、パイパン女子が増えてるって話でもする?」

ともき「するか!」

緋斗「マジすか…」

ともき「食いつくなよ」

悠「うん。なんか増えてるらしいよ。生理の時に血とかがつかなくて楽だとか、蒸れなくていいとか」

ともき「お前、そういう変なことホント詳しいな」

悠「我が家には女子が多いからな。」

緋斗「二、三日お泊りさせてください!」

悠「嫌です。嫌です。」

緋斗「に、二回いわれた。」

神姫「ふぅ…暑いわ」

京「ホントだな」

悠「お、神姫とがりゅー」

神姫「あぁ、居たの」

悠「居るよん」

神姫「チッ」

悠「うん、分かってた」

京「神姫姉、舌打ちしたら駄目だぞ」

神姫「ホントね。」

悠「しかし、暑いよなぁ。ムラムラしない?」

神姫「ムシムシはするわね。」
ガシッ!
悠「いい間違いです。勘弁してください。」

京「いい間違いはしかたない」

ともき「純粋すぎる」

神姫「暑いんだから、馬鹿なことばかり言わないで」
パッ
悠「すいません。」

京「悠は暑いの平気?」

悠「いやぁ、さすがにちょいと気だるいな。」

京「大変だ!」

悠「心配してくれてうれしいねぇ」

緋斗「俺も心配されたいわ」

悠「なめんな!」

緋斗「なんで?なんで怒られるん!」

悠「緋斗、だからかな」

緋斗「……」

ともき「まぁ、ドンマイ」

京「悠、どうしたら元気でる?」

悠「そりゃあ……」

神姫「……」
ペキッパキッ…

悠「そ、そうだなー。髪とか触らせてくれたら元気出る」

京「髪?」

悠「うん、髪。頭皮を嗅がせてくれたらさらに……」

神姫「弾針剄」
チュドン!
悠「くばぁぁ!」

京「悠ー!」

ともき「今のは悠が悪いな」

悠「ぐ、ぐぅ……た、小鳥遊妖怪問題!日本各地に伝わる妖怪の一種。美しい女の姿に化けることが出来るとされている。ある話では、男が滝壺のそばで休んでいると、無数の糸が脚に絡みついてきた。男がその糸を近くの木の切り株に結び付けてみると、株はメリメリと滝に引き込まれた。○○○が男を滝に引き込もうとしていたのである。この妖怪は?」

ともき「タフだな」

悠「おもに全身が痛い」

京「悠、大丈夫?肩貸そうか?」

悠「大丈夫。まぁでも、髪は触らせて」
サララ、サララ
京「なんか照れる///」

緋斗「何か暑いわぁ」

悠「うるせぇ!」

緋斗「俺にだけ厳しすぎやろ!!」

ともき「一応女郎蜘蛛って答えといた方がいいのかな…」

神姫「聞こえてないでしょ。」
46/100ページ
スキ