ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】3

ーラスタ・ラヴー

悠「ぅんーーーっ……。はぁ。」

美喜「なに妙な声あげてるのよ。」

悠「日々の疲れに身体が悲鳴をあげてるのさ。」

澪「ただの背伸びにしか見えなかったんだが…」

悠「そうともいう」

千夜「なんだコイツ…」

紅「千夜ちゃん、悠を何かに当てはめるのは無理だって」

美喜「馬鹿とかそーゆーカテゴリーに分類したら良いのよ。」

悠「えへへ///」

澪「何で照れた…」

悠「何となく。」

美喜「ダメだ…本当にワケわかんない。」

悠「じゃあ、ワケわかんない。ついでに一杯頼めるか?」

美喜「……本気でワケわかんないわ。」

紅「もうすぐ今年も終わりだな。」

美喜「アンタもアンタでいきなり話題を振ってくるわね……。」

悠「今年は色々あったな…。ドキドキすることが多かったぜ。」

澪「例えば。」

悠「そうだな……。」

紅「……?」
千夜「……?」
美喜「……?」

悠「……例えばと言われたらわからんな。」

美喜「コイツ埋めようか。」

澪「気持ちは解りますがやめてください」

悠「まぁまて。アレだドキッとするといえば禅だ。」

紅「禅?」

悠「うむ。禅に甘い菓子をやったとき……」

~~

禅「あ…新製品…の…チョコ…ですね…。ありがとう…ございます…。」

~~

悠「あの半分しか見えない顔の笑顔に思わずドキリだ。」

紅「ふむ。言わんとしてる事はわかる。」

千夜「わかんのかよ。」

美喜「まぁ…禅はボソボソ喋る意外は案外まともだからね」

紅「菓子しか食わないけどな。」

悠「ではでは続いて…」

澪「なんか、シリーズ化しましたよ」

美喜「面白いから聞いてましょ。」

悠「摩耶の着替え。」

千夜「あー?」

悠「いやー、摩耶ってさうちに泊まる事が多いんだけど、一緒に風呂とか入るときアイツが服脱ぐの見るとドキッとするんだよ。下着がボクサーパンツだし。アレはヘタな女よりヤバイぜ。」

美喜「熱弁してるのはいいけど……」

澪「摩耶ってだれだ?」

悠「え、あー…しまった。お前ら摩耶知らんのか。秋葉のランカーだよ。えーと…これ、写メだ。金剛の前に居るのがそうだ。」

澪「男…だよな?」

悠「男の娘だ。」

紅「字おかしくないか?」

悠「摩耶なら女でも通用するさ。」

千夜「なんの自信だそりゃ…」

悠「そのくらい可愛いってことさ。」

紅「っか、この写メだと。金剛のダンナ…でかいなぁ。」

澪「いや、あの人は普通にデカイでしょ。この場合は摩耶って人が小さいんじゃ」

悠「金剛は規格外サイズだからな。まぁ、摩耶が小さいのも事実だけど」
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