ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】5

ーラスタ・ラヴ(7/19/夜)ー

悠「暑い。冷えピタくれ。」

碧「……」
スッ

ともき「当然のようにあるんだ」

悠「あー、冷たくて気持ちいぃ……」
ぴとっ
ともき「俺に張って自分が冷えるわけないだろう馬鹿野郎」

悠「愛情表現なのに」

ともき「喧嘩売ってるだけだろ。ひとの頬に冷えピタ貼るって」

悠「喧嘩売ってたらサングラスのグラスの所に値札シール張ったりするよ。」

緋斗「やっぱり悠やんか!剥がすんにわざわざ専用の薬剤かってんからな!!」

悠「シール剥がしなんて100均でも買えるだろ」

ともき「何してんだよ…」

悠「可愛いいたずら」

緋斗「悪意のこもった嫌がらせやろ!」

悠「えへっ」

緋斗「なんちゅうええ笑顔しとるんや…」

ともき「基本的に嫌がらせ大好きだからなコイツ」

悠「そんなことはない。嫌がらせするなら直接ぶんなぐる」

緋斗「えぇ…」

崇「シンプルでいい手だな」

悠「誰だ!」

崇「……」

悠「そろそろ、誰だの後に何とか言ってくれないかな」

崇「なんとか」

悠「おうおう、兄ちゃん、舐めとんかわれ?お?」

紅「……」
コッコッ
悠「後頭部に硬いのが当たってりゅぅ!」

ともき「……お前休みで舞い上がってるだろ」

悠「ふひひっ。」

崇「殴っていいぞ」

紅「シャォラぁ!」
ブォン!
悠「ブリッジ回避!!」
チッ
緋斗「ひっ?!」

紅「せぃぃっ!」
ブォン!
悠「ターン回避!」
ビッ!
緋斗「ひぃぃっ!」

ともき「おい、緋斗を支柱するのやめてやれ。」

悠「えー、次は突き飛ばして逃げるつもりだったのに」

紅「そう来ると思ったから、まとめてぶったたくつもりだった」

緋斗「どっちも鬼や!」

崇「紅なら、うまく折る。安心しろ。」

緋斗「何をどう安心しろと?!」

悠「綺麗に折れたらすぐに繋がるし再生後もより固くなる。」

緋斗「俺は今のままで問題ないです!」

悠「おれの盾になると誓っただろ」

緋斗「誓ってねぇぇ!!」

紅「……」

ともき「あれ、爆笑してないな」

紅「んー、何か崇さんの、俺ならうまく折るってところがピークだったわ」

悠「おい、紅を笑わせられないってホント駄目だぞ」」

緋斗「今のは笑わせるとこなかったやん!」

悠「チッ」

緋斗「!!」

悠「はい、小鳥遊妖怪問題夜道や坂道の突き当たりを歩いていると、僧の姿で突然現れ、見上げれば見上げるほど大きくなる。見上げるほど大きいことから、見○○入道の名がついた。そのまま見ていると、死ぬこともあるが、「見○○○」と言えば消えるらしい。主に夜道を1人で歩いていると現れることが多いといわれるが、四つ辻、石橋、木の上などにも現れるという妖怪は?」

紅「悠と後楽のおっさんが覗きしてるところ」

悠「覗きするとしてもあの爺とはしない!」

ともき「いや、否定どころがおかしい」

崇「見上げ入道だったか?」

ともき「え、見越し入道では?」

悠「どっちでもいいっぽいよ」

緋斗「池乃めだか!」

悠「みさーげてごらん」
ゴスッ!
緋斗「ぎゃん!」
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