ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】5

ーラスタ・ラヴ(7/12/夜)ー

悠「鉄板焼き食いてぇ」

緋斗「このくっっそ暑い中?!」

悠「暑いからこそ熱いものを!!」

ともき「暑苦しい」

悠「ただしエアコンとキンキンに冷えたビールは必要!」

ともき「端的に言うと?」

悠「冷たい部屋で暑い食い物と冷えた酒」

緋斗「おっさん」

悠「若者!!」

ともき「まぁ、それに関してはおっさんも若者もやる人はやるんじゃないか?」

悠「だよな、あとプラスするとしたら綺麗どころ」

ともき「やかましいわ」

悠「女の子は大事」

緋斗「確かに」

悠「あ?」

緋斗「同意したらメンチ切られる……」

悠「緋斗を弄るのは楽しくてたまらん」

ともき「良い笑顔だな…」

悠「ガチ装備で雑魚散らしする程度には楽しい」

ともき「ひとそれをいじめという」

悠「イジメじゃないよ」

緋斗「ひとをパシらせたうえ、回転を加えた炭酸の缶をぶつけたうえ炭酸まみれにさせられるんは?」

悠「ジュース代は出したしぶつけたんじゃなくてパスしただけ。そして炭酸だったことぐらい覚えとけ」

緋斗「り、理不尽…」

ともき「喧嘩はともかくイジメはやめろよな」

悠「可愛がってるだけなんだけどなぁ」

緋斗「いじめっ子はみんなそういう」

悠「じゃあ、こんどキャバクラ連れてってやるよ」

緋斗「全然いじめられてへんよ。かわいがってくれとるんや」

ともき「お前もいい性格だよな」

悠「な?おれの標的にされても致し方ない」

緋斗「そうなん?!」

悠「なにが?」

緋斗「えぇぇ……」

ともき「まともに取り合うと馬鹿を見るぞ」

緋斗「ですね…」

悠「しかし暑いなぁ。緋斗、黒い毛布とかかぶって路上で一時間ぐらい過ごしてくれない?」

緋斗「五分ともちません」

悠「少ししたらパトカーに乗せてもらえるって」

緋斗「逮捕!?」

ともき「まぁ、怪しいわなぁ」

悠「ちなみにおれが通報する」

ともき「お前がするのかよ」

悠「怪しいし」

緋斗「やらそうとしとるんは誰やねん!!」

悠「だれ?」

緋斗「末端性記憶障害か何かなん?」

ともき「都合の悪いことだけな」

緋斗「性質悪」

ともき「後楽さんと同じだよな」

悠「あそこまで落ちたらおれも終わりだよ」

緋斗「あそこが最下層なんや…」

悠「あそこまで落ちるのが普通難しいんだけどな。まさにもがき動く不良債権」

ともき「もがき動くから余計に沈んでるんじゃないか?」

緋斗「なるほどなぁ」

悠「さて、小鳥遊妖怪問題!座敷または蔵に住む神と言われ[1]、家人に悪戯を働く、見た者には幸運が訪れる、家に富をもたらすなどの伝承がある妖怪は?」

緋斗「THE四季童子!」

悠「翡翠、海、真桜、星凪でTHE四季童!」

ともき「座敷童だろ」
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