ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】5

ーラスタ・ラヴ(6/26/夜)ー

拳二「ふーー……お?」

悠「……」

拳二「おう。来たか」

悠「来たかじゃねーよ。ちゃんと期日どおりに来いや!そして払う側に誠意を見せろ誠意を!!」

ともき「何の話してるんだ?」

拳二「家賃の支払いだよ。昨日ちょっと用事あったから今日になってんだけど……なんでこんな偉そうなんだろうな」

ともき「わかんないです」

悠「誠意を見せろ!誠意を!!」

緋斗「誠意っていうたら……」

悠「焼き土下座!」

緋斗「ひぃぃ」

拳二「やらねぇよ。ふーーー」

悠「ぶぇほっぶぇほっ!No!スモーク!No!」

ともき「なんで英語なんだ」

拳二「まぁ、俺ぁの私用でずらさせたのは悪かった。」

悠「おう」

拳二「ほんと、悪かったな。」
ペコ

悠「おう!」

拳二「誠意を見せたぞ」

悠「なんでや!誠意いうたら金やろ!……って、緋斗がお怒りだ」

緋斗「なんでや?!」

拳二「あ?」

緋斗「……」
ごろっ…

ともき「…なんで寝転んだ」

緋斗「服従した動物は腹を見せる」

悠「スタンピング」
グシャ!
緋斗「ぐぇぇっ!」

拳二「ひっ……でぇなコイツ」

ともき「人間の皮をかぶった鬼ですから」

悠「人間の皮をかぶった天使だよ。」

ともき「天使も大概性質悪いけどな」

悠「おれはいたって清く正しい」

ともき「頭がおかしい?」

悠「清く正しい」

ともき「キチってておかしい」

悠「耳に舌ねじ込むぞ」

ともき「やめろ馬鹿野郎」

拳二「いいから、金」

悠「金金金金……はずかしくないのか!」

拳二「いや、全然」

悠「ですよね」
スッ
拳二「ひぃふぅみぃ……よし、いいぞ」

悠「けっ!」

ともき「悠を擁護するわけじゃないですけど、銀行引き落としのが楽ですよね」

拳二「そうだけど、こうやって現金を手渡しで受け取るのがいいじゃねーか」

悠「おれはよろしくない」

拳二「こんど飯でも驕ってやるって」

悠「家族全員な」

拳二「お前ってむちゃくちゃだよな」

悠「ヤクザが何を言うか。……さてと、小鳥遊問題!光の進み方について、透明で均一な物質を通るときは( ) する。()の中を埋めてください。」

拳二「なんかこうパアァァッてなる」

ともき「あ、アバウト…」

拳二「光ってのは速いんだろ?だからブワァァァって広がるんだよ」

悠「適当すぎだろ…」

ともき「直進だな」

悠「そうだ」

拳二「じゃあ、グオォォッで正解じゃねーか!」

悠「正解じゃねーし!全部擬音変わってるしよ!!」
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