ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】5

ーラスタ・ラヴ(6/17/夜)ー

京「うーん…」

詠子「分からない?」

京「ううーん…」

悠「やっぱりレベル上げっていう効率を取らないと全員Maxは難しいな」

ともき「そりゃそうだろ……」

悠「ん?あれ?」

京「悠!」

詠子「こんばんわ」

ともき「どうも珍しいな。二人がここにいるなんて」

悠「なにしてんだ?」

京「詠子に勉強見てもらってる」

詠子「見てあげてます」

ともき「へー、勉強してるのか。バーで」

詠子「バーでです」

悠「……」

京「悠兄ちゃん?耳抑えてどうした?」

ともき「ああ、多分「勉強」って単語を反射的に拒否ったんだろう」

悠「ふぅ、危ないところだった」

ともき「……勉強、勉強、勉強、勉強、勉強」

悠「うわ、うわあぁぁぁっ!」

詠子「……面白い人たちね」

京「うん。悠はすごく面白いんだ!」

悠「面白いってやったな」

ともき「いや、別に俺はただお前に巻き込まれてるだけだし」

悠「のり巻き?」

ともき「……そうだよ」

悠「あ?」

ともき「お前のめんどくさいノリに巻き込まれたってことだよ」

詠子「あ、上手」

悠「おれより面白いこと言っちゃダメー!」

ともき「やかましい」

緋斗「まいどー」

悠「あ゛ー?」

緋斗「えー……めっちゃ威嚇かつ唸られた」

詠子「威嚇かつ唸るって、唸るから威嚇じゃないですか?」

緋斗「え?」

ともき「確かに」

悠「だから、お前は緋斗なんだよ」

緋斗「どゆこと?!」

ともき「そういえば勉強してたんだよな」

悠「あーあーあーあー」

ともき「うっさい!」

京「うん。」

ともき「なんの勉強してたんだ?」

詠子「歴史の問題なんですけど、源頼朝が、国ごとに置いた役人を何というか?」

ともき「ああ。歴史だな。」

緋斗「え、なにそれ」

ともき「お前……」

悠「ヒントはガーディアンだな」

詠子「まぁ、間違いではないですね。」

緋斗「え、ガーディアンて騎士?騎士置いたん?」

ともき「ちげーよ。」

京「あ、守護!」

詠子「そう、正解」

緋斗「守護……え?」

悠「よしよし」
なでこなでこ
京「えへへっ」
キラ☆キラ☆

詠子「光ってる…」

ともき「そうなんだ。光るんだよ…」

緋斗「守護…。わからんわぁ」
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