ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】4

ーラスタ・ラヴ(6/13/夜)ー

悠「……ぬるい!」

ともき「雨降ってるしな」

悠「あー、もっと派手にレッツッパリィィィィしたい!」

ともき「……」

悠「伊達政宗」

ともき「なんもいってねーよ」

悠「むしろ何か言ってよ」

ともき「なにか」

悠「ほほう、面白いやないかい。兄ちゃん」
ググッ
緋斗「なんで俺?!なんで俺吊り上げられとるん?!」

悠「そこに居た……から?」

緋斗「吊りあげとる本人が疑問?!」

悠「理由なんかいらないだろう?」

緋斗「この件に関しては理由はあってほしい!!」

ともき「やめてやれ」

悠「……」
スッ
緋斗「ほっ…」

悠「……」
ググッ
緋斗「まさかの再リフトアップ?!」

ともき「やめてやれっての」

悠「あはは」

緋斗「笑いごとやないわぁ」

悠「ただ吊り上げただけだろ」

緋斗「いやいや、吊りあげられるて…」

悠「こういうのも楽しいだろ」

緋斗「いやいや。恐怖しかないわ」

雲山「人は恐怖を乗り越えて強くなるんですよ」

悠「誰だ!」

雲水「がははははっ!リフトアーーップ!」
ググッ!
悠「ぎゃーーー!いやーーー!投げられるーーー!」

ともき「めちゃくちゃビビってるじゃないか」

悠「おれの吊り上げると、このおっさんのは全然意味が違う!」

雲山「親父、やめてくれ。私が恥ずかしい」

雲水「なんだ、お前も抱っこしてほしいのか?」

雲山「人の首根っこ掴んで持ち上げる行為を抱っことは言いませんから」

悠「ぐぇぇっ……」

緋斗「……若干、悠やんの顔色悪ぅなってない?」

ともき「気のせい気のせい」

悠「ひぐぅー、ひぐぅー」

雲山「親父殿。締まってないか?」

雲水「当たりめぇだろ!オレはいつだって筋肉を締めて!締めて!締めまくりだぁっ!」
ムキッ!
悠「……」
ぷらーん…

雲山「そうじゃなくて、悠君の首がです」

雲水「お?すまん、すまん」

悠「…………」

緋斗「動かんな」

ともき「動かないな」

雲水「はあぁぁぁ……帰ってこい!!」
ドゴォ!
悠「ぐぶぁっ!はっ、おれは何を……?」

ともき「今ので戻ってくるんだもんなぁ」

雲山「百目鬼式蘇生術です」

緋斗「マジで?!」

雲山「……っとでも言ってないと無茶苦茶すぎて頭が痛くなります」

ともき「あの、息子さんですか?」

雲山「はい。百目鬼雲水と申します。以後お見知りおきを」

ともき「……失礼ですけど親子と思えないですね。」

雲山「ありがとう。」

悠「うーん、何か生まれ変わった感じがするので小鳥遊クイズ!「カキクコ」←この猫の種類何?」

雲山「スフィンクスですね。ケがない猫」

悠「そうなんだけどなぁ。」

雲山「なんですか?」

悠「ボケないと」

雲山「ほう……そういうルールが」

ともき「適当に無視しといてください。相手にしなくていいですから」
99/100ページ
スキ