ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】4

ーラスタ・ラヴ(6/6/夜)ー

道玄「……」

悠「わぁ、居る」

道玄「あぁ、来たか」

悠「茶屋のほうには雲水のおっさんが来たよ」

道玄「喜んでいただろう、雲水はお前を気にいってる」

悠「頭をつかまれた」

道玄「やはり気にいってるな」

悠「どこがやねん!」

道玄「頭をなでて居るような感じだ」

悠「全然違うよ!」

緋斗「悠やんもひとのこと言えんけどな。
ガンガンアイアンクローしてくるし」

悠「ゴッドフィンガー!」
メシシシッ
緋斗「ひぎゃぁぁぁ!」

ともき「やめてやれって」

神姫「馬鹿やってるわね。」

道玄「神。」

神姫「お父さん、長期で家を空けるならちゃんと連絡は小まめにしてよね。母さんが普通に嘆いてたわ」

道玄「後で謝罪しておく」

悠「ふへへ」

道玄「……」
ガシッ、めききっ
悠「指を掴んでねじないで!!」

神姫「取れるわよ」

道玄「皮膚だけにとどめる」

悠「皮膚を削ごおとしないで!!」

緋斗「淡々とやるなぁ」

ともき「まぁ、悠だしいいだろ」

悠「よくないよ!」

道玄「お前は少しも成長しないな。」

悠「成長してるよ。伸び盛りだよ!」

ともき「なにが?」

悠「……鼻の下?」

神姫「チッ」

悠「なんか舌打ちが聞こえたけど聞かなかったことにする」

緋斗「無理やろ」

悠「無理を通せ!!」

緋斗「どゆこと?!」

道玄「神、舌打ちはよせ。女がすることじゃない。物理的に殴りなさい」

悠「それもおかしくね?」

ともき「……ここはあえてノーコメントで」

悠「おい!」

神姫「悠を殴ってたらきりがないわ」

悠「きりがないくらいイラつかれてる?!」

道玄「満足するまでやればいい。小僧なら受け止める」

悠「無理ですよ?ねえ、なにいってるの?無理ですよ?」

神姫「……考えとくわ」

悠「考えとかなくていいです!なんなら肩でもお揉みしますから!」

緋斗「それで手を滑らせておっぱい揉みに……」

悠「邪っ!」
ドゴォォ!
緋斗「うげぇっ……!!」

悠「今、余計な冗談いうな。ぶん殴るぞ」

ともき「殴った後だろ……おい、平気じゃないな」

緋斗「……」
ちーん…

神姫「何やってんだか」

道玄「むやみな暴力は感心せんな」

悠「いろいろ言いたいけど、小鳥遊クイズ!商売なのに、何も売ってくれない職業って何?」

道玄「プレデター」

悠「略奪者だもんね。売りはしないですよねー。はい、正解!」

ともき「それでいいのかよ…」

神姫「占いでしょ」

悠「やっぱり神姫はなんだかんだでおれの味方なんだよな」

神姫「……」
パァン!
悠「びんた!」

ともき「お前が悪い」
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