ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】4

ーラスタ・ラヴ(6/5/夜)ー

悠「ハイネックでノースリーブでツルツル生地のシャツ来た女の子の谷間から腹にかけて顔をずりずりしたい」

ともき「ここにおろし金ならあるぞ」

悠「顔が!顔がねぇよ!!」

優日「うみねこネタが流行ってんの?」

ともき「いや、ただおろしたいだけ」

悠「やめてよー!」

緋斗「想像するだけでめっちゃ痛いわ」

稲葉「半分くらい削ったら痛みの感覚なんてなくなるんじゃない?」

悠「鼻がなくなりだした当たりぐらいかな」

緋斗「あ、やめてやめて痛い。」

悠「……」

稲葉「……」

悠「鳥についばまれて死ぬとのどっちがつらいかな」

稲葉「あの細くて鋭利なくちばしで刺されて肉を毟り取られていくのね」

緋斗「やーめーてー!」

優日「火にガソリン投下してるようなもんだよね」

ともき「人の「嫌がること」を進んでしていく奴らだからな。」

緋斗「俺が習った意味はそういうんとちゃうかったけど?!」

悠「自分なりに解釈したんだよ」

稲葉「大事よね。自己解釈って」

ともき「お前らの自己解釈は歪み過ぎてる」

悠「ぷくくくくっ」

稲葉「クスクス」

ともき「「ぷくく」ってどんな笑い方だよ!」

悠「かわいらしさをアピールした」

優日「可愛い、可愛い。」

悠「おー、どの辺りがよ」

優日「シャツに刺繍されてる蛙」

悠「わかっていた!わかっていたのにっ……!」

ともき「わかってたんならいいだろ」

悠「ですよね!」
べしっ!
緋斗「なんでやっ?!」

悠「ダイニホンアカマダラキュウケツツノムシが居たんだよ」

緋斗「なにそれ?!」

優日「ああ、ダイニホンアカマダラキュウケツツノムシね」

稲葉「もうそんな時期なのね。ダイニホンアカマダラキュウケツツノムシが出るなんて。」

緋斗「え、なにこれ、怖い…」

ともき「お前らそれ言いたいだけだろ」

悠「そういう言葉ってあるよね。無性にいいたくなる言葉」

ともき「あるだろうけど、ダイニホンアカマダラキュウケツツノムシって言葉は該当しねーから!」

稲葉「しかし、梅雨らしいけど明日は暑くなるらしいわよ」

優日「うへー、なにその気温の高低差…」

悠「今日の晩飯は鍋にして明日は素麺だな」

緋斗「鍋て…」

ともき「コイツは真夏でも鍋するやつだぞ」

悠「真桜のド冷ややかな視線と殺意に耐えながら食べる鍋はたまらんぜ?なんの汗かいてるのかわからなくなるけど」

優日「ホラーと食欲を満たせるってことだね。」

稲葉「命がけってところも夏らしいわね。」

ともき「その夏らしさはおかしい」

悠「さて、小鳥遊クイズ!どんな勝負でも勝ったことがない人の職業は何?」

優日「後楽さんかな」

稲葉「後楽のおじさまかしら」

ともき「後楽さんだな」

緋斗「後楽のおっちゃんやろ」

悠「言いたいことは分かる。わかるんだが皆、あいつは人生の惨敗者であって職業ではない」

緋斗「まぁ、歯医者さんやろな。普通に」

悠「Exactly!商品替わりじゃないが虫歯とか親不知ができたら言えよ引っこ抜いてやるから」

緋斗「ひぃぃっ!」
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