ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】4

ーラスタ・ラヴ(5/28/夜)ー

悠「妖怪チチシリフトモモがいれば幸せになれるかな」

ともき「……何がいればって?」

悠「妖怪チチシリフトモモ」

ともき「……一応聞くけどどんな妖怪だ?」

悠「おっぱいっぽい妖怪としりっぽい妖怪と太ももっぽい妖怪」

緋斗「え、全部単品?」

悠「おっぱいっぽいであっておっぱいじゃないんだから単品に決まってるだろ」

ともき「パーツフェチか!」

悠「おれは喜べない。それだったらおっぱいマウスパッドとかのがいい」

ともき「それもどうかと思う」

緋斗「生おっぱいで」

悠「ほらよ」
ドンっ!
緋斗「野郎の胸板!」

悠「おっぱいが顔に当たる。王道のエロハプニングだろ」
ぐりぐり
緋斗「やめてー!やめてー!」

ともき「ただのボディプレスになってるぞ」

六花「へい、まいど!」

悠「へい、まいど!」

六花「フルーツ買うかいー?」

悠「いいや。」

六花「毎度あり!」

悠「おかしいな、断ったんだけど…」

ともき「ある種強制イベントだな」

後楽「おじさん、実はフルーツとか大好きなんだよな」

悠「どっから湧いたかしらねぇがテメーにやるものはない」

後楽「じゃあ、果汁だけでいいよ。容器とかの底にたまった」

ともき「なんかリアルで嫌だな」

悠「それでいくらだよ」

六花「いつも通りのワンコイン500円でーーす。」

悠「いい笑顔しやがって」

六花「このフルーツは売れた分は私のポケットマネーになるでねー」

ともき「商魂たくましいな」

後楽「でっかいお姉ちゃん金貸して」

六花「ナチュラルにたかられだした」

悠「蹴っていいぞ」

六花「どりゃー!」

後楽「どろん」
パッ
どごっ!
悠「ぐふっ?!」

緋斗「消えた」

ともき「そして見事に悠にヒット」

後楽「……兄ちゃん。なんか、それはすまん。まったくの偶然だ」

悠「ぐぐっ、マジで偶然みたいなのがなおのこと腹が立つ」

後楽「お詫びと言っちゃなんだがここはおじさんがおごってやるよ。ほらよ、でっかいお姉ちゃん」

六花「……本物のお金ですよね?」

後楽「もちろんだ」

六花「なら、オッケー。まいどー」

後楽「さて、はい、返しとくな」
スッ
緋斗「へ?俺の財布ーーー!!」

ともき「いつの間に…」

悠「たぶん、アレだ。リッカの蹴りを避けた時に消えて、現れた瞬間に抜いたんだろう」

緋斗「酷い…」

後楽「ほら、フルーツ食べて元気だしな」

ともき「原因はアンタだけどな」

後楽「兄ちゃんに請求してくれ」

緋斗「……」
チラッ

悠「かかってこいや!!」

ともき「返してやれ」

悠「いや、冷静に考えておれが払うのもおかしい」

後楽「ツケといてくれ」

悠「生命保険の書類にサインしろ。話はそれからだ」

六花「闇金みたいだ」

ともき「どっちも闇が深い…」
83/100ページ
スキ