ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】4

ーラスタ・ラヴ(5/27/夜)ー

悠「んー……」

緋斗「トイレ?」

悠「んーー……」
ゴスッ!
緋斗「うぎっ!」

ともき「お前、裏拳はやめてやれよ…」

悠「鎖骨狙ったから大丈夫」

緋斗「何が?!」

悠「手加減してるってこと」

緋斗「どこが!!」

悠「本気でやるなら遠慮なく顔面に叩き込んでる」

緋斗「俺のこと嫌い?」

悠「好きか嫌いかでいったら好きの部類だけど、そういうこと聞いてくる部分は好きじゃない」

緋斗「どんどん傷ついていく自分が居る…」

ともき「どんまい」

悠「んーーー……」

摩耶「やほー、あれ、なんか最近いいゲームがないなって顔してるね」

悠「そうなんだよ」

緋斗「なんでわかったん?!」

摩耶「え……なんとなく?」

悠「わかるだろ」

緋斗「わからんて…」

悠「じゃあ、次のひとで判断するか……んーー」

金剛「よう。なんだ、面白いゲームがないって顔してるな」

緋斗「マジかよ?!」

悠「ほらな」

ともき「っで、いつネタ仕込んだ?」

緋斗「へ?」

悠「ん、ここ来る前に偶然二人に会ってその時に」

摩耶「あはは」

金剛「そういうことだ」

緋斗「ええぇ……ってか、どやって俺がこう話をふるってわかったん?」

悠「それは別にわかってたわけじゃない。そのばのノリとおれのトーク力かな」

緋斗「な、なるほど…」

ともき「トークの駆け引きあったかな?」

摩耶「ああやって誤魔化すのがトーク力」

金剛「詐欺師っぽいな」

後楽「おじさんの継げるかもしれないな」

悠「……」
ドゴォォ!
後楽「ぐぶぁっ!!」

緋斗「……」

悠「これが嫌いな奴に対する裏拳だ」

緋斗「アッハイ」

摩耶「でも、実際いいゲームないって感じなの?」

悠「いや、ひとつ気になるゲームがあるんだ」

摩耶「スプラトゥーン?」

悠「WiiUは持ってないんだよな。気になってるのはクロスアンジュ天使と竜の輪舞」

ともき「……RPGか?」

悠「いいや、ドラマチックシューティングアクション」

ともき「……」

悠「え、なにこの空気」

摩耶「確かアニメでしてたっぽいよね」

金剛「あぁ、それで買うのか」

悠「いや、アニメは見たことない。広告で見て知った。所謂……パケ買いだ」

ともき「買ったのか?」

悠「発売日は明日だ」

ともき「お前色々めんどくさい」

悠「なぜかめんどくさいと言われた」
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