ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】4

ーラスタ・ラヴ(5/9/夜)ー

悠「グレネードランチャーとグラマーなねーちゃんて似てるよな」

ともき「……」

緋斗「YES!」

ともき「いや、YESじゃないから」

拳二「グラマーなねぇちゃんはいいな。ホテルでしっぽりしてぇ」

悠「動物園行け」

拳二「動物園にグラマーなねーちゃんが集まるのか?」

悠「雌ゴリラの一匹くらいいるだろ」

拳二「……」
ゴンッ!
悠「いっ……たい!」

拳二「痛ぇのはこっちだよ。」
ぷらぷら

窈「あっ!悠!!」

悠「……ん?」

ともき「こっちじゃない」

窈「わざとらしく無視しない!うちに妙なモノおくっただろ!」

悠「ああ、届いたか石」

拳二「石って……置物かなんかか?」

悠「いや、拾った石」

拳二「何いってるんだ?」

ともき「なんか拾った石を着払いで送ったらしいです…」

拳二「どこに」

窈「うちに…」

拳二「なにしてんだお前」

悠「ただのイタズラ」

窈「悪質過ぎる!!しかも、着払いって何!」

悠「着払いっていうのは……」

窈「着払いの説明はいらないからね。」

悠「お前が言ってることはワケが分かんないな」

窈「……」

緋斗「人をおちょくるんもここまで来たら才能やな…」

ともき「ド迷惑なな」

拳二「こいつは人を怒らせる天才だからしかたねーわ」

悠「そんなに褒めるな」

窈「まったく褒められてないよ!」

ともき「それで石どうしたんです?」

窈「どうもこうも出来ないから庭に転がしてあるよ…」

悠「また着払いで送るか」

窈「もう絶対にしないで!!」

悠「……チラッ」

緋斗「やめてよ?!」

ともき「テロ何かか」

拳二「そういう詐欺あったな。蟹とか送ってバカ高い金支払わせるの」

悠「そんなあくどい事もしてるのかテメェ!」

拳二「俺ぁやってねーよ!副業も普通の林業だ!!」

窈「副業で林業って儲けになりますか?今時」

拳二「まぁ、そこそこはな……」

悠「ああ、死体隠したりする場所の提供か」

拳二「ちげーよ!!」

緋斗「……」

拳二「お前もビビるな!」

ともき「いや、普通ビビりますよ…」

悠「だってヤクザだもん」

拳二「ヤクザだってホイホイひと殺して埋めてると思うなよ!!」

悠「でも……やってるんだろ?」

拳二「お前を埋めてやろうか……」

悠「本性だしたな!」

拳二「誰かどうにかしてくれ。」

ともき「無理ですね」

拳二「まぁ、そうだわな…。」

緋斗「どうにかできるんやったら、とっくに誰かがしとるよな……」

悠「あ?」

緋斗「お口チャックノリス」

悠「……小鳥遊クイズ!うえのうえにあるものは何?」

拳二「頂き」

悠「うるせえ!」

拳二「あぁん?」

緋斗「うえのうえやからあいやね」

拳二「あいだぁ?んでだよ!」

ともき「あいうえお、「うえ」のうえには「あい」があるからですよ」

拳二「……あ?」

悠「本当に猿かお前は…」
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