ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】4

ーラスタ・ラヴ(5/7/夜)ー

悠「台風が出来てる!」

ともき「テンション高いな…」

悠「いいよね。楽しいよね。」

ともき「楽しくは無い」

真桜「まったくなの」

ともき「あれ……動いてる」

真桜「今日は雨降って気温が低かったなの。だから調子がいいなの」

悠「廊下で倒れてたときあったけどな」

真桜「部屋にトイレと風呂が欲しいなの」

悠「いや、キミの部屋からトイレってすぐそこだよね。多分行って帰っても徒歩10歩いない」

真桜「気温が高い時に部屋の外に出るなんて自殺行為なの…」

ともき「宇宙空間じゃないんだから…」

悠「っか、もう冷房入れてるだろお前」

真桜「当たり前なの」

ともき「さすがに寒そうだけどそれ…」

吉音「こんばんわー!あ、真桜ちゃんはっけーん!」
抱きっ
真桜「ぐぇっ……」

ともき「鶏を絞めたような声出したな」

悠「あ、そうだ。昨日面白いことしたんだけどさ」

吉音「なになに?」
ぎゅー
真桜「離せなのー…」

悠「いや、ちょっとしたイタズラなんだけどな」

ともき「お前のいたずらは……洒落にならない気がする。」

悠「いや、大したことないよ。ホントにちょっとした軽いいたずら。着払いで石を送った」

ともき「……はい?」

悠「だから、着払いで石を送った」

ともき「石って……何か置きものか?」

吉音「あー、狛犬とか?」

悠「いや、ただの石」

真桜「あぁ、そういえば何か拾ってきてたなの。漬物石にでもするのかと思ってたら違ったのかなの。」

悠「違うよ」

ともき「ちょっと待て……誰に送ったそれ」

悠「となりの空き家あてに」

ともき「やめてあげろよ!しかも隣って何がしたいんだよ!!」

悠「いたずらに意味があるとでも?」

ともき「あのなぁ……」

吉音「悠ってときどきワケ分からないことするよね。」
ぎゅー…
真桜「暑い…乳肉がウザい……なの」

悠「いたずらに意味なんてない。ただおれが楽しいからやったんだ!!」

ともき「そのうち罰が下るぞ」

悠「石送られてきたり?」

ともき「そんなことする奴はいないだろうけどな…」

吉音「私は美味しいものとか送ってほしいのなー」
ぎゅー
真桜「……」

悠「真桜がぐったりしてるから離してやってくれ」

吉音「えー」

ともき「気にいってるなぁ」

吉音「小さい子って可愛いよね!」

悠「まぁな」

ともき「お前が同意すると……犯罪臭がする」

悠「しないよ!はい、小鳥遊クイズ!川の近くにある転んでしまう場所は?」

吉音「段差?」

悠「クイズだからな。そういう答えは正解出来ないんだよ」

ともき「土手でドテーってか?」

悠「土手って言葉は何かエロく感じるよね」

ともき「お前が病気なのは分かった」
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