ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】4

ーラスタ・ラヴ(5/2/夜)ー

悠「人が多い」

ともき「ゴールデンウィーク後半だしな」

紅「ひとの数もピークなんだろうな」
ふきふき

ともき「……なぁ、紅」

紅「ん?」
ふきふき

ともき「何してる?」

紅「バット拭いてる。ほら、綺麗になった」

ともき「布が赤いんだけど」

紅「俺の血じゃないから安心してくれ」

ともき「……」

悠「生理か?」

ともき「バットにそんなもんがあってたまるか」

悠「そうだよな。ってことはいわゆる破瓜の血」

ともき「こいつにバット突っ込んでくれ」

紅「汚いからヤダ」

悠「そんなもん突っ込まれたら死ぬ。っか、汚いってなんだ!」

紅「そのままの意味だ」

悠「そうか」

ともき「お前の怒りと収まりってワケ分からないな」

悠「ナイーブなお年頃なのさ!」

紅「どっせい!」
ガンッ!
バッ!
悠「バクテン回避!」

紅「フンッ!」
ガンッ!
バッ!
悠「更にバクテン回避!」

紅「しつこいぞ!」

悠「おれの台詞だよ!」

ともき「悠が悪い」

悠「どして?!」

ともき「一発殴られたら済む話しだろ」

悠「そのダメージはどうなるんすか……」

ともき「お前なら平気だろ」

紅「一発じゃ……まぁ、効果薄いだろうな」

悠「痛いには痛いからな!」

ともき「悠の存在が?」

悠「癒し系だ!」

紅「イヤラシイ系だろ」

悠「最近見つけたんだけど受け触手ってジャンルのエロゲーがあってだな」

ともき「なんの話しだよ…」

悠「いや、触手と言えばもう上から下からズルズルのぬるぬるでアヘぇだと思っていたんだが……触手がまったく意味をなさない受け触手があることを知ったんだ。世界は広いよなぁ」

ともき「最近何か面白いことあったか?」

紅「ないなぁ、さっき何人かぶん殴ってきたくらい?」

悠「はい、そこ!無視しない!」

ともき「聞いてるよ。キャベツの話しだろ」

悠「キャベツは美味しいけど触手の話しだよ!」

紅「タコ焼きの話しか?」

ともき「キャベツとタコか……」

紅「悠、タコパしてくれよ」

悠「なんでやねん。それより小鳥遊クイズ!黒くないのに黒いバスは何?」

紅「タコパしよーぜー」

悠「いや、小鳥遊クイズ……」

紅「右翼のバスとかだろ」

悠「黒いけども!!」

ともき「ブラックバスか」

悠「Exactly」

紅「それでタコパいつする?」

悠「どれだけタコパおしてんだよ!」
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