ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】4

ーラスタ・ラヴ(4/25/夜)ー

拳二「金」

悠「強盗がぁぁぁ!」

拳二「誰が強盗だ!!」

京「強盗なのか!」
バッ!

拳二「会ったことあるだろ!!」

京「あるよ。けど、悠に何かするのなら闘う!」

拳二「ちょっと大人の話しするからだれか引き取ってくれ」

鈴猫「がりゅーちゃん、ちょっとこっちいようか」

京「うん?」

ともき「その二人は大丈夫だから、こっちおいで」

京「そう、なのか?」

悠「ちくしょう!ヤクザ、ヤクザめぇぇ」

拳二「恨みがましい声を出すな」

悠「ちっ」
スッ
拳二「ごちゃごちゃやらずに出せよ」

悠「うるせー」

拳二「こいつは……」

京「アレはカツアゲじゃないのか?」

鈴猫「一応家賃の支払いだからカツアゲではないよ……多分」

ともき「多分」

悠「いいや、強盗だよ。ヤクザによる強盗だ!誰か警察呼んできゃー!」

拳二「うっせぇよ!強盗でもねーしよ!」

京「んー……悠お金がいるの?」

悠「貰えるのなら貰うよ」

ともき「最低か」

悠「冗談だ」

京「冗談なのか?」

悠「冗談だよ。ただ、がりゅーは拳二みたいな奴と関わったらダメだぞ。アイツは臭いから」

拳二「……」
ゴンッ!
悠「殴られた」

ともき「殴られて当然だと思う」

京「今のはツッコミか?」

鈴猫「ん、んー……どうだろう」

悠「どうでもいいけど殴られた部分がジンジン痛い」

拳二「俺ぁはお前の頭殴って後悔してるよ……拳が痛ぇ…」

ともき「これがホントの痛み分け?」

鈴猫「あはは…」

悠「あー、じんじんする。柔らかいお腹とか太股とかおっぱいとかを後頭部に当てないとダメだわー。チラッチラッ」

鈴猫「えぇっ…」

ともき「イガクリでも突き立ててろ」

京「己の膝でよかったら使ってくれ」

悠「じゃあ、遠慮なく」
スッ
京「///」
ボッ
悠「熱い!!」

京「あぁ、ごめん!恥ずかしくって!!」

ともき「リアル発熱…」

鈴猫「なんか可愛い」

拳二「女の可愛いは分かんねぇな」

悠「まぁ、何だかんだでがりゅーの太股の柔らかさを感じれたから小鳥遊クイズ「1010」という看板がかかっているお店は何?」

ともき「「られたから」の使い方がおかしい」

京「千十だから……戦場?」

悠「その発想はなかった」

鈴猫「TOTO?」

悠「ノンノン」

拳二「銭湯じゃねーか?」

悠「Exactly。さすが入店拒否られてる人はパッと浮かんだか」

拳二「がはは。バレなきゃ入れるっーの。」

ともき「でも、アレってどうやって判断するんだろうな」

鈴猫「お風呂場で見かけた人が……報告するとか?」

京「そういえば、雲山さんの顔のは傷なのか?」

悠「アレは入れ墨だろ。鬼って書いてるのに…」
50/100ページ
スキ