ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】4

ーラスタ・ラヴ(4/23/夜)ー

崇「随分温かくなったな」

神姫「そうね。」

崇「道玄は元気か?」

神姫「父の元気がなくなってたらそれは死ぬ寸前よ」

崇「くくっ、なるほど。」

京「……」

崇「なんだ?」

京「今の面白かったのか?」

崇「ああ、なかなかスパイスが効いていて面白かったな」

神姫「……」

京「悠とどっちが面白い?」

崇「それは比べるまでもない。圧倒的に悠だ。滑稽という意味でな」

神姫「……」

京「わかった。悠!悠のほうが面白いって!」

悠「思いっきり滑稽っていわれてましたけど?!」

京「うん?」

ともき「間違いではないだろ」

悠「失礼な!」

崇「臥劉も面白いな」

神姫「滑稽って言ったら殴るわよ」

崇「臥劉は滑稽ではない。バカで面白い、だ。」

神姫「ならいいわ」

鈴猫「滑稽はダメで馬鹿はいいの?!」

神姫「トコロテン頭なのは事実だからね。それにバカって言葉には良い意味のバカもあるのよ。がりゅーはそっちのバカ」

崇「そういうことだ。悠は完全に滑稽な馬鹿だけどな」

鈴猫「ちょっと……」

京「悠はバカじゃないぞ!」

悠「いいから、そいつには何も言わなくていいから」

京「崇の考えは間違ってる!悠は凄くすっごく賢いんだぞ!」

崇「……」

悠「やめて、ホントやめて。」

ともき「心強い味方だなぁ」
ふるふる

悠「肩振るわせて笑うの我慢してんな!」

崇「そうだな。俺の口が過ぎたようだ」

京「分かってくれればいいんだ」

鈴猫「……」

神姫「ね、馬鹿でしょ?可愛いけど」

鈴猫「は、はぁ…」

崇「悪かったなぁ。酷いこといって頭のいい悠」

悠「やーめーろー」

京「うんうん♪」

ともき「凄い満足してる」

鈴猫「がりゅーちゃんはホント悠が好きなんだね。」

京「好きじゃない。」

鈴猫「え?」

京「大好きなんだっ!」

鈴猫「そ、そう…」

崇「お前も臥劉の十分の一ぐらい積極性を持った方がいいぞ」

鈴猫「うるさい!」

ともき「……」

悠「なにか?」

ともき「いや、いつか刺されるんだろうなって」

悠「なにそれ怖い……そんなことより小鳥遊クイズ!荷物を運んでくれる船は何?」

神姫「貨物船」

崇「貨物船だろ」

鈴猫「貨物船じゃないかな」

悠「クイズってんだろ!!」

神姫「荷物を運ぶ船は貨物船でしょ?えぇ?」
ミシミシ
悠「ひ、ひぃぃ…」

ともき「……ぼそぼそ」

京「ん?うん、えーと、にもつをはこぶふねだからはこぶね?」

悠「方舟……Exactlyぃぃいたいぃぃぃ!」
メシシシッ
神姫「……」
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