ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】4

ーラスタ・ラヴ(4/16/夜)ー

悠「夜中にさぁ不意に何か甘いもの食べたくなる時ってあるじゃん」

ともき「まぁ、あるっちゃあるな」

悠「でも、ちょうど甘いものがなくてさ。最終的にグラタン食べてた」

ともき「まったくもって意味が分からないんだが」

京「グラタン美味しいよな」

悠「おいしいよな。おれはドリア派だけど」

ともき「いや、甘いものはどうしたよ」

悠「野菜ジュース飲んで誤魔化した」

ともき「どんな誤魔化しかただ」

京「健康には野菜は大事だぞ」

ともき「うん、そうだけどね…」

緋斗「ただいまー。」

悠「誰だよ!」

緋斗「俺やし?!しかも、買い物行って来いいうたん、自分やん!」

悠「言われたものは買ってきたんだろうな」

緋斗「これでええの?ごまタクアン」

悠「おう。これだこれ。よくやった」

ともき「なんでタクアン…」

悠「これ美味いんだよ。ぽりぽり。みんなも食っていいぞ」

京「いただきます。ぽりぽり」

ともき「お前の食の好みがいよいよ分からなくなってきた」

悠「食べたくなったモノを食べていくスタイルだ」

京「ゆえもそうだな」

悠「彼女は食べたくなったモノを食べていくスタイルというより食べ物を食べつくすスタイル」

緋斗「星のカービィみたいやな」

悠「だれの娘がピンクの悪魔だ!あぁん?」
ガッ!グググッ!
緋斗「アイアンクローで吊るし上げはやめて!」

京「アレで壁とか床に叩きつけられたりすると凄く痛いよな」

ともき「そんな経験はないけど痛いっていうのは想像できる」

悠「おれのこの手が真っ赤に燃える貴様を倒せと轟き叫び、波紋が疾走!!」
メキキキッ!
緋斗「いぎーーー!」

ともき「っていうか、頭掴まれて叩きつけられたことあるの?」

京「頭だけっていうのなら少ないけど叩きつけられたことは何回もあるぞ。受け身を取るには実際に投げられた方がいいってことで」

ともき「それ受け損ねたら?」

京「叩きつけられるだけだから問題ないぞ!」

ともき「あぁ、叩きつけられることに問題を感じないんだ……」

悠「ふう……こっちは済んだぞ」

緋斗「……」
ビクッ…ビクッ…

ともき「なんかヤバい痙攣の仕方してないか?」

悠「平気だろ」

ともき「何を根拠に…」

悠「死んではない」

ともき「……」

悠「て、小鳥遊クイーズ!火がないのに燃えるものは何?」

京「己の闘志だ!」

悠「Exactly!」

ともき「がりゅーの恋の炎じゃないか?」

京「それだぁぁぁぁ!」

悠「……燃えた、な」
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