ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】4

ーラスタ・ラヴ(4/15/夜)ー

悠「……」

ともき「……」

悠「ハッ!」

ともき「どうした?」

悠「今、おれの頭の中に「我が心 明鏡止水〜されどこの掌は烈火の如く〜」が流れてた」

ともき「ふうん」

悠「もっと興味持っていいのよ」

ともき「毛先も興味ないわ」

悠「氣先?新手の氣か?」

ともき「たまにお前と会話続けるなら壁と話してるほうが時間の無駄じゃないと思う時がある」

悠「その壁って人型に染みとか盛り上がりがある壁か?」

ともき「そんなひと事件があったような壁に話しかけるか!!」

悠「いや、そういう模様なのかもしれないし」

ともき「ねーよ!」

ゆうな「がりゅーちゃんて筋肉むきむきってほどでもないんだね。」
もにもに
京「そうだぞ。臥劉螺拳はしなやかな筋肉の絞りで使うものだから筋肉が固まるとダメなんだ」

ゆえ「なるほどおっぱいもやわらかい……」
もにもに
京「硬いおっぱいってあるのか?」

ゆうな「レスラーの胸……とか?」

悠「柔らかい人は柔らかいだろ。金剛のおっぱいとかにしとけ」

ともき「胸筋だろ!」

悠「というか、ナチュラルにおっぱいを揉むんじゃありません」

ゆうな「ちゃんと許可得てるよ?」

ゆえ「もんでいい……?」

京「いいぞ」

悠「そうか。なら、良し!」

ともき「いや、止めろよ」

悠「百合……女子トークに口出しするのもアレだし」

ともき「今百合っていったよな」

悠「百合っていいましたけどなにか?ん?」

ともき「なんでちょっとキレてんだよ!」

ゆうな「まぁ、おっぱいならうちのゆえも立派だけどね!」

ゆえ「おねえちゃんもごりっぱです……!」

京「大きいってのなら神姫姉も凄いぞ」

悠「いいぞー!もっと続けろー!」

神姫「……」

ともき「……」
サッ
ゆうな「……」
サッ
ゆえ「……」
バッ

京「あ、神姫姉」

悠「……」

神姫「一回パラダイスロックしてみたかったのよね。」

悠「いやー!あんな恥ずかしいのいやー!やるなら女の子同士でやってよー!」

神姫「……」
ドゴォ!
悠「ざんぎえふっ!」

ともき「良かったな。普通に殴られただけで」

悠「めっちゃいたい……」

京「神姫姉!どうして悠を叩くんだ!」

神姫「危険な虫がいたのよ」

京「……そうなのか?」

悠「そんなわけ……」

神姫「……」
ギンッ

悠「そうなんだよ。アカマダラキュウケツツノムシがいてなぁ」

ゆうな「何故ベストを尽くさないのか」

ゆえ「どんとこーい……」

ともき「なんだかなぁ…」

悠「こほん!小鳥遊クイズ!織田信長が1576年に近江に築城した城を何と言うか?」

京「大江戸城!」

悠「……違うなぁ」

京「高松城?」

悠「むしろ何で高松城なんてものをしてる…。香川だぞ?香川。地図から抹消されたいわくの地の……」

ともき「されてねーよ。香川県民が怒り狂うぞ」

神姫「安土城よ」

京「そうなのか?」

ゆうな「そうなの?」

ゆえ「おだのぶながによって、げんざいのあづちやまにけんぞうされ、おおがたのてんしゅをはじめてもつなどいようをほこってた……。」

ゆうな「さすがゆえ!」

ゆえ「えっへん……」
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