ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】4

ーラスタ・ラヴ(3/29/夜)ー

緋斗「摩耶さんていつもニコニコしとるよな」

摩耶「そうかな?」

緋斗「怒ったりとかしとるところが想像でけへんは」

悠「なめんなっ!」

緋斗「なんで悠やんが怒ったん?!」

摩耶「ほら、喜んだり楽しいっていう感情が多い方がいいでしょ?」

緋斗「これは一本取られたな」

悠「手足を?」

ともき「猟奇的だな」

緋斗「そんなもん取られるかい!っていうか、取られてたまるかい!」

悠「おれは骨を取られたことがある。血肉諸共」

緋斗「その話しはええですわ」

悠「お前から始めたんだろ」

緋斗「始めとらんけど?!」

悠「あ?」

緋斗「すぐこれ…」

摩耶「笑って誤魔化すといいよ」

緋斗「……にこっ」

悠「ガッデム!」
ブンッ!
緋斗「あぶねぇぇ!」

ともき「笑顔で誤魔化すが通じるのは……摩耶君だけだと思う」

摩耶「えー、そうかなぁ」

悠「ある程度可愛さが備わっていれば大丈夫だ。つまり、ともきも大丈夫」

ともき「うるせぇバカ野郎」

悠「言われてるぞ」

緋斗「はぁはぁ……つ、突っこむ元気ないわ」

悠「それより春だぜ春」

ともき「ホント温かくなるとすぐに元気になるよな」

悠「太陽がおれに力をくれる!!」

摩耶「だけど朝には弱いでしょ?」

悠「朝は薄暗くていいな。っか、おれが行動する間だけ太陽が出てたらいい」

ともき「何さまだ」

悠「おれ様?」

ともき「イラッとした」

悠「またまたご冗談を」

ともき「……」

摩耶「まぁ、いつものパターン」

悠「パターンって大事だよな。場合によっては無限コンボが出来る」

摩耶「でも、無限ループって怖くね?」

悠「怖いな。特に敵に無限コンボとかされたらゲーム機本体にブルクラッシュをブチかましたくなる。」

ともき「ゲーム相手にキレるなよ」

悠「むしろ、ゲーム何だからプレイヤー(おれ)に接待しろっていうやつだよ」

摩耶「でも、温かったらぬるかったで怒るでしょ?」

悠「んー、おれは温いの好きだからありかな」

緋斗「俺も難し過ぎるんよりは簡単なんがええかな」

悠「なめんな!」

緋斗「なんで怒られたん今?!」

悠「それより春だな花みたいな女のことで会いたい」

摩耶「アラネウス?」

悠「それは花の女の子っていうか、モンスター。アレ、似たようなやり取りをしたような……まぁいいか、それより小鳥遊クイズ!ある駐車場には1~10までの数字が書いてある駐車スペースがあります。その10個の駐車スペースのうち1つだけ、車がとまれないスペースがあります。さて何番の駐車スペースでしょう?」

摩耶「車は九には止まれない」

悠「Exactly!」

ともき「……この問題前にも出してなかったか?」

悠「ダブる時もある。あるんだよ!」
ガクガクっ
緋斗「なんで俺を揺らすん?!ちょっ、やめ、脳が!脳がぁぁ!」
23/100ページ
スキ