ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】4

ーラスタ・ラヴ(3/26/夜)ー

悠「ううっ、夜が寒い」
ガタガタ
白巳「くくぅ、くくぅ…」

ともき「頭の上の子が揺れてるぞ」

悠「それでも落ちない安定力!どやぁ!」

ともき「いや、知らんけど」

拳二「おい!」

悠「なんじゃい!」

拳二「一日遅れたが払うモン払ってもらうぞ」

悠「えー……もういいじゃん」

拳二「連れて行かせるぞ」

悠「どこにだよ」

拳二「金が払えないなら金を作りにに決まってるだろ」

悠「ヤクザか!」

ともき「やくざだろ」

悠「キャー!ヤクザよー!」

拳二「いいから、払えって」

悠「はいはい、払いますよ。」

拳二「……おぅ。ちゃんと用意してるんじゃねーか」

悠「昨日取りに来なかったのはお前の落ち度なんだから謝罪しろよ」

拳二「届けに来いよ」

悠「だったら銀行振り込みにしろっボケッ!」

拳二「怒んなよ。冗談だろーが」

悠「ヤクザが!」

ともき「だからやくざだろって…」

拳二「ヤクザヤクザ連呼すんじゃねーよ!」

悠「ゴリラ!」

拳二「誰がゴリラだ!!」

悠「ゴリラに例えれる奴なんてお前意外他に誰がいるってんだよボケ」

拳二「お前今日は一段と口悪いな」

悠「まだそっちの落ち度についての謝罪を聞いてないからな」

拳二「細かいやつだな…」

ともき「ホント、自分は細かいこと気にしない癖に」

悠「おれはおれ!他人は他人だ!」

ともき「ジャイアンか」

拳二「はいはい、悪かったよ。これでいいか?」

悠「しゃーねーな。許してやるよ」

ともき「偉そうだな」

拳二「まったくだ」

ともき「ってか、昨日ってお前はいなくてゆうのほうだったよな」

悠「ちゃんと持たせてたもん」

ともき「払う気は有るんだな」

悠「個人的にはすっごく、すっっごく嫌なんだけどな。後楽に金持って入れるレベルで」

拳二「おいおい、アレと一緒にするなよ」

悠「うるせー!どうせおれの金で飲み食いしてんだろ!」

拳二「それはしてる」

ともき「認めちゃったよ…」

拳二「けど、家賃だ。その後どう使うかは良いだろ別に」

悠「拳二でなかったら納得できるんだけどなぁ」

拳二「あ?」

悠「このヤクザ!」

拳二「それはもういい!」

悠「わかったよ。小鳥遊クイズだろ。」

ともき「いや、それを待ってるわけでもないと思う。」

悠「さぁ、小鳥遊クイズ!誰かが太るごとに、世界のどこかである魚が命を落としています。それは何の魚?」

拳二「タイじゃねーのか?」

悠「な、なんで……」

拳二「体脂肪、鯛死亡だろ?」

悠「嘘だ……拳二が正解するなんて……嘘だァァァ!」

拳二「……殴っていいか?」

ともき「良いと思います。」
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