ｰラスタ･ラヴ(3/24/夜)ｰ

悠「寒いなんて認めない!!」

ともき「認めなくても寒いままだからな」

悠「こぉぉぉぉぉ!」

緋斗「はぁ」

悠「なんだてめぇ。ひとが波紋の呼吸で温まろうとしてるのに、顔見てため息つきやがって!」

緋斗「いやー、今日は男の方かとおもったらため息が自然と」

悠「正直なやつだな。オラ」
ドスッ!
緋斗「んぎゃ!」

ともき「殴るなよ…」

悠「色ボケが、ぺっ」

ともき「お前だけには言われたくないと思う」

拳二「最近は魚のが喰いたいってとき多いんだよな」

崇「なんだ、肉の消化が遅くなってきたか?」

悠「よう、イケメンとゴリメン」

拳二「おう、おばけ髪」

悠「あぁん?!」

ともき「自分が言われたらキレるんだよなぁ…」

崇「なんだ、それ、なんで寝てる?」

緋斗「……」
ピクピク

悠「春の陽気のせいだろう寝かせといてやってくれ」

崇「……そうか」

拳二「お前今、めんどぐさがったろ」

崇「じゃあ、お前が介抱してやれ」

拳二「ビール貰おうかな」

碧「はいよ」

ともき「案の定スルー」

悠「今、魚とか肉とかいってたけど何だ?」

拳二「あぁ、最近なぁ。肉気より魚のが箸が進むんだよ」

悠「野菜食えよ」

拳二「食ってるよ。ネギとかショーガとか」

ともき「それは野菜っていうか薬味とかのような…」

崇「俺は肉でも魚でもいいがフツーのものが食いたいな」

悠「フツーじゃない魚や肉ってなんだ。ピラニアとか鰐か?」

崇「食ったことあるのか?」

悠「ある」

ともき「あるのかよ…」

崇「肉じゃがとか豚肉を炒めたのとか、塩焼きとかそういうのだ」

拳二「なんだそりゃ。」

崇「肩のこりそうなものは普段食いあきてるからな。そういうのがいいんだよ」

悠「セレブか!」

崇「そういう意味では真桜の飯はいいな。家庭の味だ」

悠「おれン家の味だろ」

崇「くくっ」

拳二「そういえばここしばらくお前の飯は食ってないな。今度招待しろ」

悠「何さまだ!ここで小鳥遊クイズ!地球上でもっとも大きな「かげ」を何という?」

拳二「エベレストとかとにかく高い山の影だろ」

悠「ちげーよ」

崇「オオトカゲ」

悠「面白いやんけ兄ちゃん」

ともき「夜」

拳二「あ?」

悠「Exactly!そう夜とはつまり影!夜こそ我が世界!WRYYYY!」

崇「オオトカゲじゃなかったか」

ともき「割と本気だったんですね…。」