ｰラスタ･ラヴ(3/23/夜)ｰ

悠(女)「あぁ、温かいって良いな」

摩耶「明日から冷えるって」

悠(女)「……白巳」
ぎゅっ
白巳「しゅぴぴっ」

悠(女)「あー、温かい!超温かい!」

ともき「現実逃避し始めたな」

緋斗「谷間にうずまっとる…ごくり。」

紅「頼んでみたらどうだ。やってくれるかもよ」

緋斗「マジすか!!」

悠(女)「顔面に拳なら叩きこんでやるよ」

緋斗「イエ、エンリョシマス」

紅「はは。駄目だったか」

悠(女)「当たり前だ。可愛い女に生まれ変わってから来い」

ともき「無茶だろ」

悠(女)「ともきは半分女だからいいよ。おいで」

ともき「ぶっ飛ばすぞ」

紅「摩耶君は?」

悠(女)「摩耶は完全にセーフだな。むしろ男の娘歓迎」

ともき「摩耶君が聞いたら気を悪くしそうだ。」

悠(女)「またまたご冗談を」

ともき「……」

千夜「またバカなこと言ってんのか」

悠(女)「あら、千夜ちゃん」

千夜「なんだ、お前の方か」

悠(女)「かわいいあーしのがいいだろ。あーしは可愛いからな!」

千夜「うぜぇ…」

紅「自分のことをここまで可愛いって言える勇気」

悠(女)「神姫だって自分は完璧だと公言してるだろ」

ともき「あの人は……なんか違う」

紅「まー、ゆうのとは違うわな」

千夜「興味ねぇな」

緋斗「えーと……」

悠(女)「あーしの可愛さに照れんなよ。」

千夜「……」
ガッ!

緋斗「ひっ?!」

紅「膝押さえてどした?千夜ちゃん」

千夜「無意識に蹴っちまいそうだった」

悠(女)「おいおい…」

紅「やればいい」

悠(女)「こらっ!」

紅「だって当たんないし」

千夜「あ゛?なめんな。当てられるに決まってんだろ」

悠(女)「いや、そもそも蹴ろうとしない」

紅「めっちゃ逃げるんだって。なんか悠より早いがする」

千夜「……」
スッ、トントンッ

悠(女)「無言で立たない!靴を深くはき直さない!」

ともき「モテモテだな」

悠(女)「こんなモテ方はしたくないっ!そうだ、クイズしよう。クイズ!空港のホームページ、駅のホームページ、タクシー会社のホームページ、この中で見ていたら、興奮してしまうのはどれ?」

千夜「知らん」
ブォン!
バッ!
悠(女)「華麗にブリッジ回避!」

千夜「フンッ!」
グクッ!

紅「おっ、可変蹴り」

悠(女)「何のスピニングキック!」
バパンッ!

千夜「ほぉ……。こいつはおもしれぇ!」
コッコッ、コッコッ

悠(女)「はぁはぁ、やる気出さんでいい!」

緋斗「え……エキサイトや。」

ともき「あ、それ答えだな」