ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】4

ーラスタ・ラヴ(3/22/夜)ー

悠(女)「いやー温かい温かい」

緋斗「ええ天気でしたもんね」

悠(女)「そうなんだよ。普通に汗かける程度に温かいってサイコー」

緋斗「ほんまですねぇ~」

ともき「鼻の下伸びてるな」

紅「まぁ、適度に黙ってじっとしてたら色っぽいからなゆうでも」

悠(女)「えっ?あーしがかわいい?そんな本当のこと言ってもお世辞にならないぞ。なんせ、あーしはかわいいからな!」

ともき「……」

紅「よいしょっっと!!」
ブォン
バッ!
悠(女)「ブリッジ回避!」

紅「おっ」

悠(女)「更にバク転による移動からの立ち上がり!!」

ともき「おー。凄い凄い」
ぱちぱち

緋斗「……えぇ?!」

紅「やるなぁ。結構当てるつもりで振り切ったのに」

悠(女)「乳先にかすったぞ!」

ともき「鼻先じゃないのか」

悠(女)「乳先。つまりバストトップ。もー、えっちぃ~。」

ともき「紅。やっちゃってくれ」

紅「おっし!」
ブンッ!ブンッ!

悠(女)「よしじゃねー!このご時世女の顔にバット当てていいと思ってんのか!」

緋斗「いや、ご時世とかいうんやなくてバットを当てること自体がアウトやない?」

紅「お前は特別だし。俺は無差別主義だ」

悠(女)「そんな特別うれしないわー!」

紅「あと、リッカとかにも全然振るえる」

崇「なんの騒ぎだ」

紅「あ、崇さん!ちぇりーす!」

悠(女)「おい、イケメン。お宅の怪人赤バットがあーしに襲いかかってくるんだが!」

崇「楽しめばいい」

悠(女)「なにをどう楽しめ言うんじゃボケー!!」

崇「悠は?」

ともき「今日は見てないですね」

紅「それでも同じぐらい騒がしい」

崇「ククッ」

悠(女)「まったく誰だよ騒いでるの」

ともき「お前だろ」

悠(女)「お前かー!」

緋斗「なんでや?!」

紅「濡れ衣とか八つ当たりとカのレベルじゃないな」

ともき「無茶苦茶だからな」

崇「なんだ、随分と元気だな」

ともき「温かいからですよ」

崇「あぁ、頭もいい感じに温かくなってるのか」

悠(女)「さぁ、今日も元気に小鳥遊クイズ!カツオくん、ワカメちゃん、タラちゃんの3人が買物に行きました。店員はなぜかワカメちゃんにばかり商品を勧めます。さてどうして?」

崇「わかるか?」

紅「あー……これはなんとなくわかります」

緋斗「海藻やから買いそうなんやね!」

崇「あぁ、なるほど」

悠(女)「Exactly!ご褒美に紅の相手させてやるよ」

紅「……やるか?」
ブンッブンッ!

緋斗「……」
ぶんぶんぶんぶんっ!

ともき「首ってあんなに早く振れるんだな…」
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