ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】4

ーラスタ・ラヴ(3/18/夜)ー

悠「いえーい、六周年乾杯!」

「「「乾杯!」」」

後楽「めでてぇめでてぇ」

拳二「めでたい時には酒を飲む!」

悠「まてぃ!」

後楽「どうした兄ちゃん?」

拳二「ジョッキじゃダメか?ピッチャーか?ピッチャーでいっとくか?」

悠「そうじゃねーよ。おっさんが出張るんじゃねーよ。綺麗どころを前に出して行け!綺麗どころを前に!」

拳二「まぁ、俺ぁも綺麗どころがいるのはいいが。出来ればよぉ、せめて二十代でも後半でねーとな」

後楽「おじさんは幼女でも老女でも養ってくれるなら問題ないぜ?」

悠「……」
ゴンッ!
後楽「今までの中で今のは一、二を争う威力の拳だった」

ともき「色々とヒデェ」

悠「今日が今日じゃなかったら後楽を殺以下略してたと思う」

ともき「幼女でも老女でも養ってもらう気満々の根性はさすがだよな…」

福太郎「なんていうか妖怪云々やなーてそういう精神が怖いよな」

ゆうな「へい、親父!」

悠「なんだ娘!」

ゆうな「から揚げちょー美味いよ!」

ゆえ「もぐもぐ……もぐもぐ……」

ともき「もはや手づかみで黙々と喰ってるな…」

福太郎「あの膨れた頬いっぱいにから揚げがつまっとるんやね。」

悠「あぁ、いっぱい食べたらいいと…」

ゆえ「もぐもぐ……」

吉音「もぎゅもぎゅ」

悠「増えた…」

ゆえ「もぐもぐ……」
吉音「もぎゅもぎゅ」
優日「はぐはぐ」

悠「もういいよ!わかったよ!」

福太郎「大迫力やな」

ともき「優日に至っては大ジョッキ片手にから揚げだからなぁ」

悠「っか、あのから揚げとかポテトはどっから運ばれてきてるんだ?」

崇「下からだ」

悠「あぁ、イケメン!」

ともき「下からですか?」

崇「デリバリーだと時間がかかるからな。下に機材を運んで数人がかりで揚げさせてる」

悠「……」

福太郎「無視されたな」

悠「まぁ、慣れてるから」

崇「費用は悠宛でいいのか?」

悠「なんでや!」

崇「他の奴らも喰ってはいるが、メインで消費してるのはお前の身内だろ」

悠「ゆえと吉音はともかく、優日は身内ではない!」

優日「まぁ、気にするんな」

悠「気にしろ!気にしないならせめておれにしっかりサービスしろ」

優日「はい、あーん。」

悠「あーん。ぱくっ」

優日「おいちぃ?」

悠「うん。おいちぃ♪」

ともき「酷いっていうか。気持ち悪い」

悠「いや、でもこのイチゴまじうめぇぞ」

六花「毎度!」

福太郎「やたら粒の大きいイチゴやね。」

六花「へい、12個入り2400円の高級品ですー」

悠「ぶぉふっ!」

ともき「ひとつぶ200円か…」

福太郎「そら高級品やな」

六花「ささ、みなさんもどうぞどうぞー。悠の奢りですよー」

悠「だからなんでやねん!」

神姫「シャンパンにあうのよねイチゴって」

鈴猫「へー、そうなんだ。」

神姫「中に入れて飲むのよ」

悠「はいはーい、そこの綺麗どころさん達。そのイチゴ食べるならおれにサービスしてよ」

神姫「食べてあげてるのよ?」

悠「ありがとうございます!」

ともき「すっかり調教されてるな」

悠「はっ?!」

福太郎「え?無意識」

悠「神姫はダメだから鈴猫にセクハラ(サービス)してもらおう」

ともき「本音と建前が逆だ」

鈴猫「例えばどんなこと?」

悠「……ヘソにイチゴを乗せて食べさせてもらう」

鈴猫「却下」

悠「じゃあ、ヘソにポテトを指して食べさせてもらう」

鈴猫「却下!」

悠「じゃあじゃあ、ヘソにお酒注いでヘソ酒!」

鈴猫「却下です!」

悠「ちくしょー!」

福太郎「マニアックやな」

ともき「ホントに…」

悠(女)「じゃあ、谷間酒。谷間にお酒を注いでずずっと」

鈴猫「やりません!」

ともき「どっから出てきた」

悠(女)「可愛いあーしがいないと始まらないだろ」

悠「いや、もう終わるけど」

悠(女)「認めねーし!神姫で谷間酒飲むまで終わらねーし!」

ともき「わざわざ自分から死に飛び込んだな」

神姫「そんなにやりたかったら自分でしなさい。ほら。」
ガシッ!ぐぐっ……
悠(女)「いやいやあーしじゃないの!あーしは飲む側なの!」

悠「……アレはアレで有りだな」

ともき「止めろよ」

悠「福ちゃん百合って良いよね。」

福太郎「ええんとちゃうかな。」

ともき「えー……」

悠(女)「ぎにゃー!冷たいー!」

ともき「谷間酒うんぬんじゃなくて頭から酒かぶったぞアレ」

悠「あーあ…」
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