ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】4

ーラスタ・ラヴ(3/15/夜)ー

悠「ちょっとこれ見てくれ」

ともき「スマホ?……悠が携帯ちゃんと携帯してる!!」

優日「うわぁぁ!」

緋斗「びっくりしたぁ」

悠「……」

ともき「あー、驚いたよ」

悠「そうじゃねーよ!画面!携帯の画面見ろ!」

ともき「なんだよ?」

優日「あ、可愛い人」

緋斗「うっは……誰コレ?女優さん?アイドル?グラビア……ではないかな。スレンダーやし」

悠「男なんだぜ。コレ」

ともき「ほぉ、マジか」

優日「へー、こんな可愛いのに」

緋斗「……」

悠「なんだその反応の薄さ」

ともき「いや、お前が携帯電話を持ってたって事のが驚きだよ」

優日「確かに」

緋斗「……」

悠「なんでやねん……っか、緋斗はなんで動いてない?」

ともき「絶句してんじゃないか?」

悠「あ、そうだ。猿渡のおっさん知ってるだろ」

ともき「……僅かにだが」

優日「猿顔のひとってことは覚えてる」

緋斗「全然女の子やん…。今のが男って…」

悠「これ、猿渡のおっさんの息子だ」

ともき「それは……えぇ……普通に驚いた」

優日「うん。悠が携帯もってることには劣るけど」

悠「どうしておれが携帯持ってることにそんな驚くんだよ」

ともき「驚くんだよ」

優日「驚くね。」

悠「納得できないわ」

緋斗「今のが男……男…」

悠「……」
ごっ!
緋斗「痛い!」

悠「帰ってきたか?」

緋斗「うごごっ、こうとうぶがぁぁ……」

優日「痛みでノックアウト気味だよ」

悠「……気のせいだよ」

ともき「気のせいではないだろ」

悠「そうそう。こっちは驚き低いだろうけど、これが百目鬼のおっさんの息子」

ともき「似て……はないな。」

優日「イケメンではある」

悠「サイズ的にはおっさんとほぼ同じだぞ」

ともき「そこは似てるんだ」

悠「DNAって凄いよな。ただ、将来的にこれらがあのおっさんみたいになると思うと……なんとも言えない」

ともき「いや、そのままそっくりになるとは限らないだろ」

悠「そうかねぇ…。おれなんて将来若干怖いけどな。ジジイみたいになりそうで」

優日「父母をおいておじいさんて所が不思議だね」

悠「多分親父に発されなかったジジイのDNAがおれで爆発的に発せられたんじゃないかな」

ともき「なかなかコメントしにくい発言だな」

悠「それで小鳥遊クイズ行くけど、私達みんなが好きなお酒って、何?」

優日「皆大好きビール!」

悠「お前の好みだろ」

優日「缶チュウハイはあんまり好きく無いし」

ともき「we(私たち)スキーでウイスキーだろ」

悠「Exactly。ウイスキーおごってやんよ」

ともき「いや、いい」

優日「いただきまーす」

ともき「飲むのかよ…」
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