ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】4

ーラスタ・ラヴ(3/14/夜)ー

悠「さくらでんぶって美味いよな」

ともき「……まぁ、不味くはないけど。単体で美味いっていうものじゃないよな」

悠「おれ、わりとアレ好きなんだよな」

ともき「頭の中がピンクだからか?」

悠「ともきはスケベ」

ともき「ぶっ飛ばすぞ、この野郎」

悠「やーん」

金剛「さくらでんぶか……昔弁当に振ってあったけどアレなら鮭とかのが良かったなぁ」

悠「でも、金剛のことだから何も言わず喰ったんだろ?」

金剛「まぁ……な」

ともき「そのぐらいの好き嫌いはいってもいい気がするんですけど…」

金剛「そうなんだけどな…。でも、わざわざ弁当作ってくれるわけだし、なんか悪い気がしてな。さくらでんぶが喰えねーわけでもないし」

悠「なんていうか律儀だなぁ」

ともき「悠も金剛さんの十分の一くらい親に感謝の気持ちを持てよ」

悠「ママーンに対してはバリバリ感謝してるし」

ともき「……父親には?」

悠「……ぐぅ」

ともき「寝るな!」

金剛「悠はすなおじゃないから仕方ない」

悠「そんなツンデレだなんて」

ともき「いってねーよ。」

悠「ともきはちゅんでれだけどな」

ともき「すこぶるうぜぇぇ!」

金剛「ははっ。」

摩耶「やっ、楽しそうだね。」

金剛「おう、悠がバカ言っててな」

摩耶「それはいつもじゃないか。あはは。」

悠「あれ、さりげなく酷くない?」

ともき「気のせいだろ」

悠「なんだ気のせいか……あれぇ?」

摩耶「細かいことはいいじゃん。」

悠「うん、そうだね!」

ともき「悠の脳みそはどうなってるんだ…」

金剛「なんかこう一部分はめちゃめちゃ皺寄ってるけど他はツルンってしてるんじゃないか?」

ともき「気持悪」

悠「ひとの脳みそで妙な想像しなんな」

ともき「あぁ、して後悔したよ」

悠「猿の脳みそって料理は……」

ともき「やめろ」

摩耶「ハンニバルの話し?」

悠「あの脳みそは若干美味そうに見えるのが怖い。でも、おっさんの脳みそと思ったら普通に食いたくなくなる。」

ともき「そもそも食べる食べないの話しする部位じゃないよな」

摩耶「金剛君はどう思う?」

金剛「あー、まー……見たまんま脳みそってわかったりする状態でくわされるのは嫌かな」

悠「気をつけろ。柏のドボケはそういうの喰うの好きだぞ。あれは美食家ぶった変食家だから」

金剛「やめてくれ…」

悠「それじゃあ、小鳥遊クイズ!兵庫、奈良、大阪の中で、いつも眠そうにしているのはどこの人?」

ともき「大阪府民で不眠だろ」

悠「Exactly!賞品に猿の干し首プレゼントしてあげる」

ともき「そんなもんいるか!!」

摩耶「猿の手は?」

悠「もってないなぁ。っか、アレって願い叶え終わったら持ち主を呪い殺すんだよな」

金剛「そういう話しはやめようぜ」

悠「じゃあ干し首の話し続ける?」

ともき「しなくていいよ」
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