ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】3

ーラスタ・ラヴ(2/16/夜)ー

悠「亀飼いたいわぁ」

ともき「なんかいってな」

寅「……亀?噛みつき亀とか?」

悠「ううん。大きい亀。背中に乗りたい」

寅「ついに脳が腐りきったか」

悠「誰がガチホモやねん」

ともき「そういう意味の腐るじゃねぇよ」

悠「いや、このまえアニマルプラネット見ててさーでかい亀が可愛くて可愛くて」

ともき「そういうの見てるのか…」

寅「動物なんて世話が面倒だろ」

悠「愛情でカバー。寅だって実は虎とか飼いたいんだろ」

寅「お前を餌にしたい」

ともき「可哀想だよ」

悠「おれが?」

ともき「虎が」

悠「ギーーー!」

崇「俺はクロヒョウとかを飼いたいと思ったことがあったな」

悠「出たなディオ」

ともき「なんでディオ…」

悠「崇は走ると時を止められることが分かったから」

崇「時間が止まるわけ無いだろ」

寅「アンタなら出来かねない」

崇「ククッ。お前が冗談とは面白いな」

寅「……」

悠「寅、おれより崇と戦った方がいいんじゃない?」

寅「順番だ。お前が先でな」

悠「あ、崇も得物のひとりなんだ」

崇「ククッ、それは楽しみだな」

寅「ちっ」

悠「ともきゅん、皆が怖い」

ともき「俺はお前がキモイ」

悠「どこがだよ!イイ男だろ!」

寅「チッ」

崇「はぁ…」

悠「おい、なんだそこのイケメンども。その反応は!」

ともき「イケメンどもって…」

崇「それより亀を飼うのか?」

悠「飼いたいんだけど……ヘタに生き物を増やすと真桜にひっくり返される」

ともき「今まで散々増やしていってるしな」

悠「え?」

ともき「えっ……って、お前自宅に何人、他人がが住んでるんだよ」

悠「いやいや、あれだ居候はペットにカウントしないよ」

ともき「ペット扱いしろといってない。居候が何人いるって話しだよ」

悠「後楽は完全な負債かな」

寅「あれは狸なんだろ?ペットでいいん゛ゃないか?」

悠「あんな自動負債製造機をペットとかいうんだったらくれてやるわ」

寅「いらねぇよ」

悠「……」
チラ
ともき「こっちみるな」

崇「追い出したらいいだろ」

悠「イヌ科だから帰巣本能がクソ高いんだよ」

崇「隣に押しつけたらどうだ?」

悠「崇……お前天才だな」

ともき「本気でやりかねない……」

悠「隣は空き家だし……いいよな」

寅「お前の従兄弟だかおじだかが居ただろ」

悠「イナイヨー」

ともき「酷い棒読みだ」

悠「コホン、小鳥遊クイズ!山も海も川も駅も橋もあるのに、平らなものって何?」

緋斗「はぁはぁ間に合った?!」

悠「ちぃっ!誰でもいい速く答えて!」

寅「あぁ?地図だろ?」

悠「Exactly!」

緋斗「ちくしょー!」

寅「……なんだこれ?」

ともき「気にしないでくれ」
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