ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】3

ーラスタ・ラヴ(2/14/夜)ー

悠「ドッジャァァァン」

ともき「ヴァレンタイン大統領はもういいよ」

悠「癖になってくるだろ」

ともき「いや全然」

悠「(´・ω・`)」

崇「……」

悠「何見てんだイケメン!」

崇「滑稽な生き物を見ている」

悠「おいおい、誰のことだよ。」

崇「誰か鏡を持ってきてやれ」

悠「きしゃーー!」

ともき「やめとけよ…」

氷室「あはは。悠さんはいつも楽しそうでいいですね。」

悠「これが楽しそうに見えたなら、氷室さん、アンタ眼鏡を新調した方がいいよ」

氷室「そうですね。そろそろ新しいのにモデルチェンジしたいと思ってます」

悠「そうじゃないんだけどなぁ」

拳二「よぉ。なんだ、野郎ばっか集まってるな」

悠「お前には見えないだけで女もいるよ」

アリス『ふふっ』

拳二「なんの怖い話しだよ」

悠「本当に起こってる怖い話し」

氷室「怖い話ではありませんけど、最近の心霊番組ってどうしてようつべとかに投稿されている動画ばかりを放送するんでしょうか。あと、呪いの動画の使い回しとか」

悠「それだけネタが無いんだよきっと」

氷室「私としてはそういう使い回しばかりなら、いっそもうショートホラーのドラマ作って放送したらいいと思うんですけどね。本怖みたいに」

悠「世にも奇妙なも一シーズに一回だしな」

ともき「いや、ホント何の話しで盛り上がってる」

悠「ホラー系番組の話し」

氷室「面白いですよね。最近のは微妙ですけど」

崇「俺はあまり見ないがな」

拳二「俺ぁもあんまりみねぇな。」

悠「AVだけか」

拳二「いやー、AVもなぁ。色んな意味でめっきりみなくなった」

ともき「素直に答えなくていいですって」

悠「ちなみに崇はなに見てるんだ?」

崇「旅番組とかだな」

悠「急におっさん臭くなったな」

崇「池袋からなかなか離れられないからな……ああいう番組を見て楽しんでいるんだ」

悠「いや、旅行ぐらい行けよ」

崇「俺はお前ほど暇じゃない」

悠「ああそうですか……」

ともき「悠はジッとしてないしな」

悠「そうか?」

ともき「そうかって……大江戸学園いったりしてるだろ」

崇「女目当てにな」

悠「それだけじゃないもん!」

氷室「だけじゃないってことはそれもあるんですね。」

悠「へへっ」

拳二「……」
ブンッ!
サッ!
悠「当たらなければ!」

拳二「ちっ!」

悠「なんで殴りかかって来た!」

拳二「全体的にイラッとした」

悠「きしぇー!」

ともき「奇声をあげるな…」

悠「なら、落ち着いて小鳥遊クイズだ!食べる前は一本なのに、食べ終わると二本になるものって何?」

拳二「煙草」

悠「煙草食って死んでしまえ」

拳二「あぁん?!」

ともき「いや、タバコって…」

氷室「箸ですね」

崇「だが、最近は割りばしは減ってきてるだろ」

悠「そんな社会的なことをいわれてもなぁ…」

緋斗「悠やん、今日バレンタイ……」

悠「今日はもう終わりだぞ」

緋斗「え?!」
80/100ページ
スキ