ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】3

ーラスタ・ラヴ(1/28/夜)ー

禅「では……白竜を……抜いた……忍殺デッ……キを……作って……き……ました。」

悠「よし勝てる!」

摩耶「ほんとに?」

悠「白竜さえ居ないなら……何とかなる。」

摩耶「デッキ見ていい?」

禅「どう……ぞ」

摩耶「ありがとう……ん?」

悠「どした?」

摩耶「あ、うん。何でもない。」

禅「じゃ……やり……ますか……」

悠「デュエル!」

摩耶「……」

ともき「勝てると思うか?」

摩耶「勝てるんじゃないかな」

ともき「そうなのか?」

摩耶「いや、忍者デッキってもっと凶悪なカードいっぱいあるのに、なんかすごい弱いデッキだった。」

ともき「なんで?」

摩耶「んー、自らを高めるために死地に身を置いてるんじゃない?」

ともき「カードゲームってなんだっけ」

摩耶「デュエル中にダイナマイトとか使ってもいいものかな」

ともき「カード怖いな」

摩耶「権力並に怖いよ」

ともき「え?」

金剛「よう」

摩耶「やほー」

ともき「どうも」

悠「爆発四散!」

金剛「なんだ、悠はずいぶんご機嫌だな」

摩耶「ホントだね。」

悠「アイエエエーー!」

ともき「ご機嫌に悲鳴あげてるな」

摩耶「悠君が楽しそうで何よりだよ」

金剛「そうだな」

ともき「どういう目線なんスか」

摩耶「子供を見るような慈愛の目線……って、金剛君がいってる」

金剛「父親目線ではないんだが」

摩耶「忌むべき憎しみの仇、目線」

金剛「どういう目線だ?!」

摩耶「あはは」

ともき「また極端だな…」

摩耶「僕は定期的に敵として見てるよ」

金剛「……ほどほどにな」

摩耶「もちろん」

ともき「はは…摩耶君は摩耶君だな」

悠「負けたー!」

禅「ふぅ……ギリギリ……でした……」

ともき「負けたのかよ…」

悠「浅すぎた墓穴と召喚制限とシルバー忍者に翻弄された…」

禅「ですが……除去……なし……の…デッキは……やっぱり……つらい…ですね。一回……負けました」

摩耶「それでもよく勝てたね」

禅「なにごとも……数の……暴力……です」

ともき「物騒なこといってるな…」

悠「くっ、気分を変えて小鳥遊クイズ!歯をよく触る人の年齢はいくつ?」

摩耶「これで、どうコンボるの?」

禅「ん…」
カタカタ
『シルバーで、白忍者とかを墓地から大量復活、召喚制限で表にしてモンスター破壊。エクシーズ召喚で打撃。あと、カラクリ忍者も優秀。九壱九とか』

摩耶「なるほどねぇ」

悠「……」

ともき「えーと、ほら歯にタッチで二十歳」

金剛「二十歳だな。二十歳」

悠「忍者死すべし!!」

ともき「メンドクサイなお前は…」

悠「めんどくさくてナンボじゃろがい!なぁ?」

金剛「いや、まぁ……なんだろうな。お前がそれでいいなら良いんじゃないか?」

悠「優しくしてんな!」

金剛「どうしろっていうんだ…」

ともき「無視してください」

悠「構ってくれなきゃやーよ!」

ともき「うぜぇ…」
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