ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】3

ーラスタ・ラヴ(1/27/夜)ー

悠「モンスターセット」

禅「ド……ロー…」
カタカタ
『パワーボンド発動、アンティークアルティメットギアゴーレム召喚、さらに速攻魔法リミッター解除発動。攻撃力を17600まで上昇。攻撃』

悠「アイエエエエ!!二回分!一デュエルで二回分死んだ!!」

禅「……」
カタカタ
『勝利ナノーネ!』

悠「色々と心が折れそうになる。」

禅「……」
カタカタ
『でも、今日のは良かったですよ。昆虫シンクロ。』

悠「フルボッコですけどね。なぁ、一回禁止制限無視したデッキ組んでいい?」

禅「……」
カタカタ
『そんなの許可したらエクゾデッキでワンキル確定なので却下です』

悠「ですよねー」

禅「それじゃ……また……」

悠「はーい…………ちくしょーーー!」

緋斗「わっ……びっくりした」

ともき「どしたんだ…」

悠「勝てない!勝てないんだよォォ!」

緋斗「どうどう」

悠「だらっしゃぁぁぁ!」
ガッ!めきょ!
緋斗「いだだだだ?!」

ともき「ワキガタメをやめてやれ」

悠「なら、こうかぁぁ!」
ぐっ!がっ!
緋斗「ぎゃああぁぁぁ!」

ともき「えーと、なんだっけ」

神姫「卍固めよ。別名は、オクトパス・ ホールド」

悠「どうだー!このやろー!」

緋斗「ひぎー!」

神姫「で、この醜いやりとりなに?」

ともき「悠の八つ当たりです」

悠「オクトパスホールドだけに?」

神姫「弾針剄」
チュドン!
悠「ぶぎゃー!」

緋斗「た、たすかった……。」

ともき「あぁ、オクトパス。タコだから八つ当たりの八か……正直わかりずらい」

悠「な、なのに撃たれた…」

神姫「ドヤ顔にイラッとしたのよ」

悠「どやぁ!」

神姫「は?」
ガッ!
悠「あ、ごめんなさい。胸ぐら掴まないでください」

神姫「……」
ググッ
悠「ひいい、浮いてってるぅぅ」

緋斗「人間てホンマに胸ぐら掴んで持ち上げれるんゃな……」

ともき「一部の特別な人だけだとおもうぞ……」

悠「し、神姫さん。落ちつきましょうよ」

神姫「私はいつだって冷静よ。クールミントのようにね。」

悠「イエイ、クールビューティ!」

神姫「……」
ゴッ!
悠「ヴげっ!」

神姫「はぁ……」

悠「た、単純に腹パン……めっちゃ痛いです……」

緋斗「シンプルイズベストやね」

悠「ま、負けんぞぉ……小鳥遊クイズだ!通販で本を買っても、絶対に届かない場所はどこ?」

緋斗「住所不定の人ん処!」

悠「ガッデム!」
パァン!
緋斗「ぎゃあ?!」

ともき「なんかもう色々酷いな」

神姫「本が来ない、本来ん、ホンコンではないわよね?ね?」

悠「ホンコンです…」

神姫「ガッデム!」
スパァァン!
悠「ぶぁぁっ!!」

神姫「ふぅ、すっきりした」

悠「うっぅぅ…」

ともき「……兵どもが夢の後」
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