ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】3

ーラスタ・ラヴ(1/21/夜)ー

悠「ここ最近はゾッとするなぁ」

氷室「ピアッサーのことですか?」

悠「なぜそれを?!」

氷室「崇が面白がって話してましたよ」

悠「あのイケメン!」

ともき「褒めてどうする」

悠「妬みを籠めてるから大丈夫太」

ともき「呪いかよ…」

氷室「でも、分かりますよ。私もコンタクトとかは苦手ですから」

悠「目に直接レンズを入れるなんてゾッとする…」

ともき「弱点まみれか」

悠「おれなんて弱点多い方だよ、寒いのも駄目だし痛いのとか怖いのとかも駄目だし」

氷室「今のは笑うところですか?」

ともき「鼻で笑ってやってください」

悠「なんでや!」

緋斗「こにゃにゃちわー」

悠「がるるる!」

緋斗「いきなり唸られるし……」

ともき「目を合わせると噛みつかれるぞ」

氷室「猛獣ですね。」

緋斗「それより、見て見てピアス買ったんやで、似合う?」

悠「野郎のピアスなんぞ……」

ともき「いいんじゃないか。派手じゃないし」

氷室「シンプルで似合ってますよ」

緋斗「いやー、ホンマはもっと派手なんにしよかと思ったんやけど……先立つもんがなーてね。」

悠「じゃあ、チクワでもぶら下げとけよ。チクワ」

緋斗「なんでやねん」

氷室「キュウリが入ってるのが好きですね。」

ともき「俺はチーズ入りのが好きですね。」

緋斗「あれ、チクワ談義?!」

悠「おれはおでんに入ってるのが好き」

緋斗「ええと……ち、チクワの磯辺揚げが好きかな」

悠「緋斗」

緋斗「は、はい」

悠「そういうの……ええやん」
グッ!

緋斗「サムズアップサインで認められたんや初めてかもしれへん」

ともき「悠ってそういうの好きだよな」

悠「実はノリ弁とか大好き。オカカ飯に海苔敷いてて、オカズはきんぴらと白身フライと磯辺揚げと漬け物。」

緋斗「チョイスが渋い…」

氷室「私は最近は豚焼肉弁当、唐辛子マヨネーズ付きが一番美味しかったですね。」

ともき「コンビニですか?」

氷室「セブンです。あと、セブンだとねぎソースで食べる鶏唐揚げ&焼めしも良かったです。」

悠「ホント、氷室さんはコンビニ好きだなぁ…」

緋斗「ファミマは?」

氷室「お弁当ではないですけど、牛肉の煮込みソースパスタがよかったですよ。大きめにカットされた牛肉は、とっても柔らかく、ソースには数種類のハーブやきのこ、ワインが入っていて、なかなか複雑で本格的な風味を楽しめます。あっ、ちなみに麺はトマトで味付けしてあって、手が込んでるんですよ」

ともき「ホントに詳しい……」

氷室「こうなるとサラダ物が欲しくなりますよね?そういう時はローソンのアンチョビポテトサラダがお勧めです。頬張ると、ポテトの風味とアンチョビ風味が香ります。アンチョビソースとガーリックソースが練り込んであって、上にはドライトマトとアーモンドがトッピングされているんですよ」

悠「この人、コンビニ弁当の話題だったら一日中でも話せそうだな……」

氷室「ふふっ」

ともき「できそうな笑いだコレ…」

緋斗「俺も何かこう……ひとつの分野で特化してみたいな」

悠「耐久力とかどうだ?」

緋斗「……YESって答えたら?」

悠「ぶん殴って鍛えてあげよう」

緋斗「絶対に嫌」

ともき「無茶苦茶だな」

悠「おれはそうやって鍛えられてる」

氷室「意図せずそうなっているだけではありませんか?」

悠「いや……もはやなんで殴られてるのかもわからない時が多々あって…」

ともき「色々とキツイな……」

悠「コホン。小鳥遊クイズ!パン屋の棚に並んでいても、お客さんが見向きもしないパンとは、どんなパン?」

緋斗「フライパン!」

悠「そういう使い古されたのはいいや」

緋斗「えーと、シマパン」

悠「皆大好きだろうが!」

氷室「偏ったみんなですね。」

ともき「まったくだ……。っで、答えは無視するだけに蒸しパンか?」

悠「Exactly!」
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