ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】3

ーラスタ・ラヴ(1/17/夜)ー

悠「風がつよくて寒い」

緋斗「せやねー。けど、雨とかは降っとらんし、マシちゃう?」

悠「がるるる!」

緋斗「唸られた…」

ともき「次は噛みつかれるぞ」

緋斗「怖っ…」

道玄「獣のようだな」

悠「誰がケダモノよ!」

崇「お前だよ」

悠「なんだ、ここ一番で濃い組み合わせだな」

崇「少し世間話をしていただけだ」

道玄「しなくてもいい話し、だったがな」

悠「どんな話だよ」

崇「世間話といっただろ」

悠「がるるるっ!」
ガシガシ!
緋斗「なんで俺は背中殴られとるん?」

ともき「八つ当たりかな」

緋斗「ただただ性質が悪い…」

崇「諦めろ性質の悪さと性格の悪さは天下一だ」

悠「おれこそ天下無双!!」

ともき「性質と性格の悪さでな」

悠「がるるるるっ!」
ベシベシ!
緋斗「これもやっぱり……?」

ともき「八つ当たりだな」

緋斗「酷いわぁ」

悠「けど、おっさんがおっさんと居ないって何か違和感あるな」

道玄「誰のことだ」

悠「雲水のおっさん」

道玄「アレと四六時中一緒というわけでもない。お前の先入観の問題だろう」

悠「あぁそうですか!」
ガリガリ
緋斗「めっちゃ背中ひっかかれてる」

ともき「頑張ってくれ。」

崇「お前こそアレを連れてないじゃないか」

悠「あれ?」

崇「白いのだ」

悠「白巳か…?」

崇「それだ」

悠「ふっ、四六時中一緒と……」

崇「真桜にでも怒られたか」

悠「そうなんだよ。夜に連れ回すなって淡々と怒られてなぁ…」

ともき「バレバレだな」

道玄「なさけない」

悠「がるるる!」
ゲシゲシッ!
緋斗「……」

ともき「おい、いい加減やめてやれ」

悠「がるるるっ!」

ともき「駄目だ会話が通じてない」

道玄「なら、痛みで教えてやればいい。弾針剄。」
ズドッ……!
悠「ぎゃあぁぁっ!」

緋斗「熱っ!なんか耳かすめてっためっちゃ熱っ!!」

道玄「あぁ、かすめたかスマンな」

崇「おい、生きてるか」

悠「顔が破裂した!」

ともき「してねーよ……」

悠「ううっ……ううっ……」

ともき「えっ?なに……小鳥遊クイズ?『絵を何度飾っても、すぐ処分されてしまう場所とは?』……お前、タフだな」

緋斗「絵捨てて、エステ!」

ともき「正解だな」

悠「顔がぁ、顔がぁ…。」

崇「面白いな」

悠「面白くないっ!」
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