ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】3

ーラスタ・ラヴ(1/16/夜)ー

緋斗「悠やんって髪なっっがいよな」

悠「何を今さら」
ふぁさ~
ともき「俺に被せるなうっとおしい!」

悠「ああ、つい」

ともき「ついの意味が分かんねぇ!」

緋斗「そんだけ長かったら邪魔やない?」

悠「今更全然、ただ……」

ともき「ただ?」

悠「風呂の排水溝におれとゆうの髪が詰まってホラー的なことになったことはある」

ともき「切れよ」

悠「この話しはやめよう終わりがない」

ともき「お前が切れば済む話だけどな」

金剛「うっす」

悠「金剛!」

金剛「なんだ」

悠「おれの髪をどう思う?」

金剛「長くて綺麗だとは思うがどうかしたか」

悠「どやぁ!」

ともき「その「どやぁ」の意味が分からない」

悠「金剛はおれに髪を切ってほしくないって悲願してるだろうが!」

金剛「そこまでは言ってないが……」

悠「いってるの!」

金剛「わかった、わかった」

悠「むふん!」

緋斗「そんで切らんの?」

悠「お前の首根っこを斬ってやろうか?ああん?」

緋斗「ひ、人殺しの目…」

金剛「気をつけろ。コイツは半分は冗談かもしれないが半分は本気で言ってること多いからな」

緋斗「肝に銘じときます…」

悠「だが、遅い!貴様のような奴は……」
ビッ!
緋斗「ひっ…………?」

悠「顔に触れるか触れないかの距離で指を差し続けてやる」

緋斗「うわー!ムズムズイライラするー!」

ともき「嫌がらせすることに関してはプロだな」

金剛「悪い奴ではないんだけどな…」

ともき「金剛さん、甘すぎですよ」

金剛「うーん、まぁ俺ぐらいはな」

ともき「いやいや、コイツは甘やかさないぐらいがいいですから絶対」

緋斗「子供の育て方でもめる夫婦みたいな会話やな」

悠「ママー」

ともき「張り倒すぞてめぇ」

悠「激オコぷんぷん丸?!」

緋斗「気持はわかる」

悠「どーいういみだぁ?んー?」
ぎぎッ

緋斗「めっちゃ怖い。首魔傾き方がめっちゃ怖い!!」

金剛「筋痛めるぞ」

悠「そうだね。パパ」

金剛「……」

悠「どした?」

金剛「……なんかゾッとした」

悠「失礼な奴め」

ともき「正常な反応だよ」

悠「朝、息子がおっきしてるぐらい正常?」

ともき「これ、認めても認めなくても駄目なパターンだな」

金剛「そういうのをよく思いつくよな」

悠「そんな頭の回転が速いだなんて」

緋斗「そうとらえるんや…」

ともき「耳のフィルターを突き破ってやろうか」

悠「破けるのは処女膜……じゃなくて、鼓膜だよ。」

ともき「破れてしまえ」

悠「それでは小鳥遊クイズ!持つだけで手が震えてしまう家具って、何?」

緋斗「花瓶かな過敏になり過ぎて!」

悠「……」

緋斗「無言ほど辛いものもない!」

金剛「パイプオルガンぐらいを持つとさすがに手が震えるかな」

ともき「パイプオルガンて確か2~3トンぐらいあるんですけどね……。答えの方はテーブルだろ手ぶるっで」

悠「Exactly!」
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