ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】3

ーラスタ・ラヴ(1/14/夜)ー

悠「……」
ガチャガチャガチャガチャ

ともき「一段と荒々しく連打してるな。」

緋斗「PSVぶっ壊れるで」

悠「大丈夫だ。これはまだ比較的新しい」

緋斗「これはまだいうんは何回かやっちゃってるって事やな」

悠「一回だけ真っ二つにヘシ割ったことがある。アレはホント、反省した」

緋斗「どんなことしたら真っ二つに割れるんよ…」

悠「いや、何かもうイライラして。」

ともき「犯罪者の定番みたいなこと言ってるぞ」

窈「俺のスマホも二つ折りにしてくれたよね…。」

悠「あれはお前が悪い」

窈「そんな馬鹿な…」

悠「あと、顔が悪い」

窈「言っちゃ悪いけど俺と悠の顔似てるからね。」

悠「あぁん?!似てねぇよ!」

緋斗「似とるよね。」

ともき「似てるなぁ」

悠「ナイアガラバスター」
ガッ!
緋斗「ぎゃあああぁぁ!」

窈「どう見ても筋肉バスター。」

ともき「いや、筋肉バスター出来るのもおかしいけど」

悠「ナイアガラバスターもできるけど……多分、死んじゃうし」

緋斗「優しく殺してー、優しく殺してー!サントリー!サントリー!」

ともき「見てみろ痛みと恐怖で色々おかしくなってる」

悠「ふははは!!」

窈「えぇ…。」

緋斗「ひぃぃぃ…。」

悠「……もう一発ブッかますか」

緋斗「やめてください。痛いのはやめてください。」

ともき「痛いのはホント嫌なんだな」

緋斗「誰でも痛いんは誰でもイヤですやん」

悠「確かに」

ともき「お前は別だろ」

悠「別じゃないよ!痛いのは嫌だよ!」

窈「一方的に痛い目にあわせるのがいいと」

悠「そうだな」

窈「ちょっとは否定して欲しかった…」

悠「でも、摩耶とかを殴るのはホント心が痛い……。でも、仕方ないときもある」

窈「一応聞くけど俺は?」

悠「害虫を殺すときに何か特別な感情抱くか?」

窈「虫扱いかよ!」
ブンッ!
バッ!
悠「そうだよ!」
ゴッ!
窈「ぎゃっ!」

緋斗「何が起こったか分からんけど、窈さんがぶん殴り返されたんは分かった」

ともき「ホント酷いな」

悠「どうしても、おれの中で小鳥遊の血が拒絶するんだ……特にジジイの血が濃くて男だと。柏なんか血液が沸騰して破裂しそうになる。」

ともき「ほぼ病気だな」

窈「ホントだよ」

悠「だから、おれからは出来るだけコンタクトとったりしないだろ」

窈「しようよ!もっとちゃんと話して互いの溝を埋めていこうよ!!」

悠「あはは、底なし沼は埋まらないぞ」

窈「……」

ともき「この会話自体が泥沼だな」

悠「いっそ、女に生まれ変わってくれ」

窈「来世まで待てと…」

緋斗「DSやっけ?」

ともき「DS?」

悠「TSじゃね?性転換」

緋斗「それそれ」

窈「無茶苦茶だ……ホント、もう…」

ともき「お前がどうやって敵を作っていくか分かるな」

悠「えへへ」

ともき「褒めてはねぇよ」

悠「それじゃ、小鳥遊クイズ♪背の高い医療器具って何?」

窈「聴診器」

悠「チッ」

窈「聴診器!ちょーうしーんきぃーー!」

ともき「……こういうのも小鳥遊の血が原因かな」

緋斗「さぁ……」

悠「ぎーーー!」

窈「がるるる!」
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