ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】3

ーラスタ・ラヴ(1/11/夜)ー

ともき「今日は鏡開きだな」

悠「アジの開き?」

ともき「鏡開き」

緋斗「観音開き?」

ともき「鏡開き!」

悠「あぁ!」

ともき「やっと通じたか…」

悠「今日は塩の日じゃないか!」

ともき「なんの日だよ!」

悠「1569(永禄11)年、武田信玄と交戦中の上杉謙信が、武田方の領民が今川氏によって塩を絶たれていることを知り、この日、越後の塩を送ったとされている。この話が、「敵に塩を送る」という言葉のもととなったんだぞ?」

ともき「ああ、そう」

緋斗「全然知らんかったわ」

悠「知っとけ!」

緋斗「まさか怒られた…」

ともき「知ってるか?悠と書いて理不尽って読むんだぞ」

悠「当て字にしても無理があるルビですよ」

ともき「理不尽」

緋斗「理不尽先輩」

悠「あはは。ちょっとツラ貸せ」
ガシッ!ギリギリッ!
緋斗「物理的に顔掴まれた!!」

悠「爆熱ゴッドフィンガー!」

ともき「やめてあげろ」

摩耶「ちょりーっす」

悠「ちぇきりーっす」
メキメキっ!
緋斗「あ゛ー!あ゛ー!」

摩耶「悶絶してるね」

悠「気のせいだろ」
メキキッ!
緋斗「い゛ーっ!」

ともき「本気でやめてやれ」

悠「仕方ないな」
パッ
緋斗「はぁはぁ……鼻の穴から脳みそがでるかと思った…」

悠「見てみたいから続けるか」

緋斗「やめてください!」

ともき「やめろ!」

摩耶「あはは。愉快だね♪」

ともき「今ので?!」

摩耶「僕、賑やかなの結構好きだから」

悠「おれは物静かだから静かなのが好きかな」

ともき「俺にお前ぐらい握力があったらお前の口を捻り上げてやるのに」

悠「やーん」

ともき「うぜぇ」

摩耶「じゃあ、僕がひねろうか?」

悠「捻られたら最後、唇引き千切られそうだからノーサンキュウで」

摩耶「残念」

緋斗「やた、怖い。なんか怖い」

悠「恐怖の先にあるものを見たくないか?」

緋斗「何があるん?」

摩耶「痛み」

悠「正解!」

ともき「正解かよ…」

悠「では、引き続き小鳥遊クイズです。行くと、体が温かくなる建物ってどこ?」

摩耶「悠君が大好きなところ」

ともき「お前が好きなところだな」

緋斗「悠の好きなところ……ソープ?」

悠「墳破っ!」
ズドムっ!
緋斗「うぶぁっ…!」

悠「何かいったか?」

ともき「殴る前に聞いてやれ。」

摩耶「身体があったまる、火照る、ホテルだよね?」

悠「Exactly!」
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