ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】3

ーラスタ・ラヴ(1/8/夜)ー

悠「……眠い」
ぐでっ
摩耶「普通に潰れそう」

ともき「おい、摩耶君にかぶさるのはやめてあげろ」

悠「あったかい……」
ぐでっ
摩耶「ああ、これ駄目なパターンだ」

ともき「抵抗して逃げて」

悠「五分、ごふんだけぇ…」
ぎゅう
摩耶「完全に捕まっちゃった」

ともき「俺の位置からだと摩耶君の足しか見えない」

摩耶「五分間は耐えるよ」

ともき「五分大丈夫?」

摩耶「まぁ、慣れてるから」

ともき「慣れてるんだ…」

摩耶「昔はよく一緒に昼寝してて気が付いたら捕獲されてたよ。今思えば……貞操の危機だったのかもしれない」

ともき「一概に否定できないのが嫌だな」

摩耶「まぁ、これでも悠君は分別があるから大丈夫だと思うけどね。」

ともき「あるかなぁ…」

摩耶「わりとね。」

悠「ぐうぅ…」

ともき「そもそもなんで コイツこんな眠たげなんだ?」

摩耶「ゲームじゃない」

ともき「ゲームだろうなぁ」

摩耶「そろそろ五分だよ~」

悠「むにゃむにゃ、あと小一時間」

摩耶「発剄」

ズドッ!
悠「げぶぁっぬ!!」

摩耶「起きた?」

悠「うぎー!ぎゅあぁぁ!」
バタバタゴロゴロ

ともき「起きれなくなってるな別の意味で」

摩耶「超至近距離の発剄……効いたでしょー」

悠「お、おかげで目が覚めました…」

摩耶「どういたしました。」

ともき「相当の力技だ」

摩耶「力じゃないよ。技術だよ」

悠「目覚ましに発剄はキツイわ」

摩耶「どんな目覚めがいいの?」

悠「んー、おっぱいに挟まれる感じかな」

ともき「意味が分からない」

摩耶「首の骨をへし折られる感じ?」

悠「おっぱいこえー」

ともき「どんな使い方でそうなるんだ…」

摩耶「普通に頭を挟んでゴキッて」

悠「想像したらゾッとするな」

ともき「お前らしい死にざまではあるぞ」

悠「まだ、腹上死のがいいや」

摩耶「全力で下品だね♪」

悠「えへっ♪」

ともき「首の骨痛めろ」

悠「そんじゃ、おめめぱっちりしたところで小鳥遊クイズ!トウモロコシを茹でると誕生する、伝説の生き物とは?」

摩耶「モケーレムベンベ」

悠「それ、アフリカ大陸中央部のコンゴ共和国、 カメルーン、ガボンなどの広大な熱帯雨林の湖沼地帯に生息しているのではないかと 想像されているUMA」

ともき「相変わらず、訳のわからないことにくわしいな。……ちなみに、答えはユニコーンか?」

悠「Exactly!」

摩耶「なんでユニコーン?」

ともき「トウモロコシを茹でるためにはお湯に入れる。お湯にトウモロコシ、湯にコーン、ユニコーン」

摩耶「ユニコーンって処女厨だよね」

悠「確かに!」

ともき「えぇ……」
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