ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】3

ーラスタ・ラヴ(12/31/夜)ー

崇「ついに大晦日か」

紅「今年もお疲れ様っした!」

「「「お疲れ様っした!!」」」

崇「そう硬くなるな。適当に騒げ」

紅「あざっす!」

悠「元気だな。お前ら」

崇「そういう奴らだからな。お前のところのも混じってるようだが?」

悠「あ?」

後楽「げへへへっ」

悠「……適当にあと処分しといてくれ。」

崇「自分でしろ」

悠「ぐぬぬ」

氷室「どうも、こちらに居ましたか」

悠「うーす」

崇「よう」

氷室「崇はこちらで年越しですか?」

崇「そうなるだろうな。お前は?」

氷室「そうですねぇ。まぁ崇が帰るときに送ってもらいます。」

崇「俺にあわせなくとも帰りたくなったら本郷に遅らせるぞ」

本郷「ふっ」

悠「……居たのか」

本郷「フッ」

氷室「しかし、今日は温かかったですね。」

崇「年明けからは吹雪くらしいがな。」

悠「やめてよ!」

紅「死因凍死」

悠「やめろーー!」

紅「あはははっ」

千夜「テンション高ぇ…」

氷室「今日ぐらいは少しくらいハメをはずしても怒られませんよ。」

千夜「はぁ…そっすかね。」

氷室「ただ、此処に来る途中、パトカーに連行されてる酔っ払いは見かけましたけど」

悠「ハメ外し過ぎたやつの末路だな」

崇「お前も今年はそうならないといいな。」

悠「去年だって世話になっちゃねーよ!!」

崇「そうだったかな?」

悠「ついにボケたか」

崇「お前よりはマシだ」

悠「ギ、ギーーー!!」

後楽「兄ちゃんたち、飲んでるか~ぁん?」

悠「うるせぇ。野ざらしにすんぞ!」

紅「どういう怒り方だ」

後楽「怒ってるけど本当は怒ってないんだよ。これが兄ちゃんの優しさだ」

悠「がっ、ぎっぎーきぎー!」

千夜「怒り過ぎておかしなことになってるように見えるけどな。」

後楽「照れ隠しだな」

悠「オラァ!」
ズガシャァァン!
狸の置物【……】

悠「オラオラ(≡つ・ω・)≡つ=つ≡つ=つ≡つ=つ≡つ=つ≡つ」
ドガガガガガ!
狸の置物【……】

紅「落ち着け。」

悠「はぁはぁ……。」

氷室「あの変わり身技術は素晴らしいですよね。」

千夜「逃げ足特化なのはどうかとおもいますけど…」

後楽「生きてれば勝ちなんだぜ?」

悠「おのれぇ……狸がぁぁ……」

紅「おーい、誰か鎮静剤持ってきてくれ。もしくは大型獣ようの麻酔銃」

炎銃「……」
ガチャン!

紅「それ、麻酔銃か?」

炎銃「いいや、パイルバンカーだ」

悠「何を打ちこむ気だよ!!」

炎銃「うるせぇ!」

悠「もうヤダ怖い…。」

崇「その辺りにしておけ。」

後楽「そうそう。酒は楽しく飲まないとな。」

悠「やかましいジジイ!!」

後楽「げへへへっ。」
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