ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】3

ーラスタ・ラヴ(12/26/夜)ー

悠「両手がめちゃめちゃ痛い」

ともき「イラガでも叩き潰したのか?」

悠「ゴキブリなら握りつぶせるおれもイラガは無理だわ。あれの毒針は洒落にならん」

鈴猫「ゴキブリ握りつぶすのもちょっと……」

悠「じゃあ、おっぱいなら揉みしだけるおれの手もイラガは無理だな」

ともき「焼けた鉄板とかに押しつけたらいいんじゃないか?」

悠「焼土下座ならぬ手焼き……」

弩躬「それでなんで手が痛い?焼け石のなかに手刀を繰り出してたのか?」

悠「男塾にはいってない。ネックレスの加工に全力を尽くした反動が今頃来てるんだよ」

ともき「二日目に来る筋肉痛みたいなもんか?」

弩躬「おっさんだな」

悠「おっさんちゃう!」

鈴猫「ちゃんと着けてるよ。えへへっ」

弩躬「へー、猫の形になってるんだな。」

悠「何十もバリエーション作ったよ…。」

ともき「それだけ気が多いってことなんだけどな」

悠「そんなことない男には作ってないし。ただ、ゃっぱり摩耶とともきの分を作るべきかどうか悩む」

ともき「俺を女にカウントすんじゃねぇ」

弩躬「じゃあ、俺に作ってくれよ。鳥がいいな。バシッと決まってるやつ」

悠「ヤダよ。メンドクサイにもう銀ほとんど残ってないし」

弩躬「俺がいくら損こいてるのか分かってるか?」

悠「さぁ、少なくとも50㎏以上の銀は使ったかな」

鈴猫「それっていくらくらいなの?」

ともき「ええと……さぁ……」

悠「今の銀相場はだいたい1グラム224~230円くらいかな。」

ともき「単純に230×5000で……1150000?!」

弩躬「加工代とか含めたらもっとゾッとする値段になるよ」

悠「そのぞっとする値段でおれを殺そうとしたんだけどな」

弩躬「ゴルゴ雇うより安いって」

悠「うるせー!慰謝料だとしても格安だよ!」

弩躬「ちぇ……やっぱり、機械より自分の肉体じゃないとダメだな」

悠「ギギギー!」

ともき「奥歯が折れるぞ」

悠「そしたら接着剤で付けるよ!」

鈴猫「そこは歯医者行こうよ?!」

悠「歯医者さん怖い」

ともき「その顔でなにいってる。」

悠「おれのイケメン顔がどしたって?」

弩躬「……」
ギヂッ……ヂッ……ヂヂっ…

悠「無言で人の顔面めがけて手弓を狙うんじゃない!」

弩躬「俺がやらなきゃ駄目かなって」

悠「行動がダメだ!それ以上やってみろ!鈴猫のヘソに指突っ込むぞ!!」

鈴猫「なんで?!」

弩躬「まぁ……いんじゃね?」

悠「わーい」

つぷっ!
鈴猫「ひゃう///!」

悠「世界を掌握した気分になるな」

ともき「黙れ変態」

悠「じゃあ、このまま小鳥遊クイズ!こげばこぐほど、上に行くものって何?」

弩躬「ボート」

ともき「ブランコじゃないか?」

悠「ブランコだなー。うりうり」
うにうに
鈴猫「う、動かさないでぇ~///」

弩躬「射っ!」

ギャドッ!
悠「ぎゃあぁぁぁ!!」

ともき「おー、背中に刺さった。」
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