ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】3

ーラスタ・ラヴ(12/23/夜)ー

悠「クリト……クリスマスイヴイヴ~」

ともき「お前、今素でとんでもない間違いしかけなかったか?」

悠「何のことやら」

ともき「……」

稲葉「エッチなのは当日までとっておきなさい」

悠「了解で有ります!」

ともき「いや、当日だったらもっと悪いからな」

悠「何いってるんだお前?」

ともき「なんだとこの野郎」

悠「おっと、つい興奮して」

ともき「そのまま憤死しろ」

悠「最近彼氏が冷たいんです」

稲葉「野外とかでマンネリを解消してみたらどうかしら」

ともき「もうツッコマねーぞ」

悠「つまり、おれがともきに突っこむ……と」

ともき「……」

ゲシッ!
悠「最近彼氏が暴力的なんです」

稲葉「SMしたいっていう無意識の……いえ、意識的なアピールね」

悠「勉強になるわぁ」

ともき「お前らもう黙ってろよ」

稲葉「あら、私のハウツーが当てにならないとでも?彼氏もいない処女膜から声出してる女が男女の関係を語るなと?」

ともき「そんなことひとことも言ってないだろ!」

悠「コイツ処女膜から声出てんな」

ともき「ホントに何いってんだお前ら」

稲葉「処女膜から声出てるって話し」

悠「くぎゅボイスで言われたらおっきもんですよね。」

ともき「ホントにお前らがいってることがわからない」

稲葉「私が処女って話しよ」

悠「おれが釘みー病ってことだよ」

ともき「別の話をしろ」

悠「朝起きたら手が血まみれだった話とか?」

ともき「どんな話だよ」

悠「今朝のことだ。普段だったら昼過ぎまで寝てるはずなのに、ふと手を見てみると赤黒くい液体が乾いてへばりついてたんだ」

ともき「それで落ちは?」

悠「どうやら寝ている間に背中をかきむしったらしくて、すごい傷になってた」

ともき「阿保みたいな力で掻くのもそうだけど、それだけのことがあって起きないのがおかしいよな」

悠「おかしけりゃ笑え」

ともき「は?」

悠「クリスマスイヴイヴ~」

ともき「それで誤魔化せれるとおもうなよ」

稲葉「実は初潮だったんじゃないの?」

ともき「コイツ背中掻きむしったっていったよな、今」

悠「……そういえばどことなく身体がだるい」

ともき「お前はシャキッとしてるほうが少ないだろ」

稲葉「今夜はお赤飯ね」

悠「真桜より先に来ちゃったよ」

ともき「いい加減にしろ!」

稲葉「クリスマスイヴイヴには赤飯を食べるって風習がないのよ」

ともき「……無いんだろ?」

稲葉「無いっていったでしょ?」

ともき「こうして今年も年が暮れていくのが腹立たしいな……」

悠「それじゃあ、小鳥遊クイズ!体の臓器で、ものすごく乱暴なのは、どの臓器?」

稲葉「悠の本体」

悠「ら、乱棒じゃないし!きかん棒だし!」

ともき「やっぱりそっちが本体かモゲロ」

悠「やーめーてー」

稲葉「でも、本体が捥げてもまたガワは生えてくるんでしょ?」

悠「そうとう気持ち悪いなソレ」

ともき「はぁ……それで答えは膀胱(暴行)か?」

悠「Exactly!」
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