ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】3

ーラスタ・ラヴ(12/22/夜)ー

悠「鈴猫は今年何かやり残してることってあるか?」

鈴猫「えっ、突然何?」

悠「やり残したり投げだしたことってやっぱあるじゃん」

鈴猫「うーん…そうかも」

悠「それで、小鳥遊クイズなんだけど……何をやっても途中で投げ出してしまう道具とは何?」

鈴猫「え?」

悠「小鳥遊クイズです」

鈴猫「えーと、投げだす……放棄する。箒?」

悠「Exactly!」

鈴猫「やった」

悠「おめでとう」

鈴猫「うん、ありがとう」

ともき「……いやいやいや、なんだこれ」

悠「小鳥遊クイズです」

ともき「うるせぇ。馬鹿野郎」

悠「答えたら罵られた……」

ともき「罵られてナンボだろお前は」

悠「理不尽!」

ともき「全部ブーメランしてるぞ」

緋斗「うへぇ、寒いわぁ」

悠「お、来たか」

ともき「お前が呼んだのか?」

悠「近くに居たら肉まん買ってきてって電話した」

ともき「……実際は?」

緋斗「どうせ、暇してるんだろ。肉まんをラスタまで献上しにこいっていわれた……」

ともき「最低か!」

悠「肉まん、肉まん。はい、鈴猫も食べて。携帯貸してくれたお礼」

鈴猫「あ、ありがとう…」

ともき「しかも、自分の携帯ですらない」

悠「最後に見たのはいつだったか……あむ」

緋斗「うー、冷えたわぁ。」

ともき「外に出てたのか?」

緋斗「外に出とって家の前についたところで電話かかってきてん」

ともき「断れよ…」

緋斗「断るん怖ーて…」

悠「ふぉうふぅいふぃだ!」

ともき「そのまんまの意味だろ。食いながら喋るな」

悠「……」
バッババババッ!

ともき「いや、ジェッチャーで伝えようとされても困る」

悠「おれは天使のように優しい。こわがられる要素が無い」

ともき「図々しい」

悠「動物園、動物園、海」

鈴猫「なにそれ?」

ともき「ズー、ズー、シー」

悠「どやぁ!」

ともき「殴りたい」

悠「理不尽!」

ともき「だからそれはお前だよ」

悠「そうか?どうなんだ緋斗」

緋斗「ええと……」

悠「どうなんだ?ん?」

緋斗「理不尽じゃないです…」

ともき「脅すな!」

悠「脅してないのにー。ほらほら、鈴猫のおっぱいとヘソみて温まれよ」

鈴猫「それで温まるわけが…」

緋斗「温まるし癒されるわぁ」

鈴猫「なんで?!」

ともき「やっぱりお前も凍えてろ」

緋斗「ひーん」
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