ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】3

ーラスタ・ラヴ(12/21/夜)ー

悠「クリスマスが近づいてきてるな」

ゆうな「縄良し、ネット良し、虎バサミ良し、法儀式済み純銀製ベアリング弾良し」

ゆえ「とりもちよし、たけやりよし、まきびしよし、ぺいんとぼーる、しびれわな、ますいだまもろもろよし……」

悠「……」

ともき「捕獲か、討伐か分からないラインナップだな」

悠「最悪、どっちでもいいという考えだろう…」

ゆうな「今回はさらにクラフトのおじさんにも声をかけてあるんだよ。」

悠「おっさん?」

クラフト「窓の外から侵入脱出しようとする影があれば捕獲するよう依頼された。最悪潰してもいいと…」

悠「……」

ともき「完全に殺る気だな」

悠「触手とか肉片の圧倒的な物量で押しつぶされるのは嫌だな…。」

ともき「忘れられないクリスマスになりそうだな」

悠「ラストクリスマスになりそうだ。」

ゆうな「お父さん、どしたの顔色面白いよ?」

悠「顔色面白いってなんだ」

ゆうな「じゃあ、面白い顔」

悠「はっはっは、ぶん殴るぞぉ!」

デモン『……』
ゆうな「よし、来い!」

悠「完全に受けの体勢じゃないか」

ゆえ「えんごはんげき……」

悠「しかも、反撃まで備わってる。だったら、こっちはアリス!」

アリス『エルメスの真っ赤な靴が欲しいの』

悠「無理無理」

アリス『べーっ!』
パッ

悠「……金のかかる死神だなぁ」

ともき「ひとりで何いってる?」

悠「いや……FFXの召喚獣ようじんぼうを思い出してた。万策尽きて仕方なしに最後の賭けで全資金をぶっこんで斬鉄剣が出なかった時の絶望感……」

ともき「例えが分かりづらい」

ゆうな「ようじんぼうの斬鉄剣は全てを超えしものとかにも発動するチートだよね。」

ゆえ「らすぼすもそれでやれるじじつ……」

悠「まぁ、FFはラスボスよりそのほかのボスのが強いっていうのがお約束だからな……っか、お前らさ」

ゆうな「なに?」

ゆえ「なーに……?」

悠「欲しいものは決まったのかよ」

ゆうな「勝利」

悠「そういう抽象的なものをいってるんじゃねーよ!」

ゆえ「ようかいうぉっち……」

悠「それ本当に欲しいのか?ぶっちゃけ生妖怪いっぱいウォッチしてるだろ?」

ともき「それはそれで怖いな、おい」

ゆえ「いってみただけ……」

ゆうな「じゃあ、あたしは女の子らしく雪とアナと女王」

ともき「アナと雪の女王だよな?」

ゆうな「少しも寒くないわ」

ともき「……見たのか?映画」

ゆうな「見てない。っていうか、少しも寒くないわしかネタが分からない」

ともき「おいおい…」

ゆうな「最近見た映画はポゼッション」

ともき「聞いたことないな。どんな映画だ?」

悠「ごりっごりのホラー映画」

ゆうな「黒奈と白奈が怯えまくりで楽しかった」

ゆえ「あのふたりかわいい……」

ともき「お前らは怖くなかったのか?」

ゆうな「真桜ちゃんのが怖い」

ゆえ「うん……」

ともき「あっ、そう…。」

悠「さて、小鳥遊クイズの時間だよ。幼稚園や、保育園の子が着る服の色は、何色?」

ゆうな「なんか……あの水色やつ」

ゆえ「きいろいぼうしつき……」

悠「リアルだな、そんなこといってると隣の空き家に住む不審者が寄ってくるだろ」

ともき「お前もいちいち酷いよな」

悠「それで答えは?」

ともき「園児服だからえんじ色か?」

悠「Exactly。おしゃぶりをあげよう」

ともき「いるかボケ」
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