ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】3

ーラスタ・ラヴ(12/20/夜)ー

弩躬「寒いなぁ」

悠「そんなときはコタツでエロゲーが良いぞ」

弩躬「……コタツでなに?」

悠「エロゲー」

ともき「はぁ」

悠「ちなみに最近買ったのがこちら、ぜったい遵守☆強制子作り許可証」

ともき「出すな。っていうか、持ち歩くな」

弩躬「タイトルからして駄目な感じがしてる」

悠「エロゲのタイトルなんてネタが入って手ナンボだろ」

ともき「知らないけど」

悠「内容は子作り無双です」

弩躬「それなら戦国無双のほうが好きかな」

悠「恋姫無双?」

弩躬「耳が詰まってるなら右から左に貫通させてやろうか?」
ギリリリ

悠「それもっと何も聞こえなくなる。」

ともき「でも、はじめっからひとの話しなんて聞いてないよな」

悠「半分は聞いてるよ」

弩躬「半分は聞いてないんだな」
ギリ゛リ゛…

悠「音が一段階ヤバくなってますよ?」

弩躬「なあ?もういいよな。」

悠「よくないよ!!それに、ひとの話しを聞かないのはおれだけじゃないでしょ!」

ともき「他に誰が居る」

悠「真桜。しってるか?真桜の目が半分とじているのは嫌なものは見ないようにしているからだ、そして、嫌なことは聞かない耳をしている。」

ともき「真桜ちゃんの場合は、聞く必要ないみる必要ないものを、しっかりと見極めて故の行為だろ。お前は根本的にひとの話を聞こうとしていない」

悠「……えへっ☆」

弩躬「射っ!」

ズドムッ!
悠「ひ、ひぇぇ……刺さった!刺さったよ!おれのぜったい遵守☆強制子作り許可証の箱に刺さったよ!」

弩躬「自分で盾にしただろ」

悠「まぁ、中身はちゃんと出してあるから良いんだけどね。それより、エロゲの箱ってなんでこんな大きいんだろうな」

ともき「知らんがな」

悠「知ってよ!」

ともき「知るかっていってるだろ!話を聞け!」

弩躬「こんなんでよく探偵やってるな」

悠「オンオフは切り換えられる人間なの。仕事中はちゃんと話を聞くよ」

ともき「普段からちゃんと話を聞けや」

悠「めんどくせぇ!」

ともき「このゴミが…」

悠「ゴミって言われた」

弩躬「うん、まぁ、仕方ない」

悠「この野郎!鳳さんにいいつけるぞ!」

弩躬「なんて?」

悠「…………おっぱい大きいですねって」

ともき「それ、ただの感想だろ。お前の」

悠「弩躬だって考えてるさ」

弩躬「多分、その考えは遠の昔に考え終えたと思う。さすがに見慣れた」

悠「見慣れたおっぱいもいいよね!」

ともき「耳とかより眼を潰すべきかもな」

悠「世界のすべてを見通す輝く目を潰すなんてとんでもない」

弩躬「輝くも何も髪のブラインドがじゃまで見えないし」

悠「恥ずかしがり屋なのー」

弩躬「三星連」
ドッ!ドッ!ドッ!
悠「ぎゃあぁぁ!?」

弩躬「俺の中の誰かが撃て撃てっていったんだよ」

悠「うぎぃ……めっちゃ……痛いぃぃ……ギギギー!」
うごうご

ともき「蠢き方が気持ち悪い」

弩躬「法儀式済み純銀製マケドニウム加工ベアリング弾だ。」

悠「お前は吸血鬼とでも戦うのか……おぉ痛ってぇ…」

ともき「バケモノに特攻してるから悠へのダメージも盛大なんだな」

悠「ちゃうわい!それより、小鳥遊クイズ!お寺の、おしょうさんが着る服を買いに行きました。さていつ出かけた?」

弩躬「今朝だな」

悠「その心は?」

弩躬「袈裟を今朝買いに行った」

悠「Exactly!」

弩躬「……」
ギギギ…

悠「なんで次弾装填してんだよ!」

ともき「手弓なのに装填っていうのかな…」
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