ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】3

ーラスタ・ラヴ(12/18/夜)ー

悠「この寒さ……極寒地獄!!」

紅「っていってるわりにはテンション高いな」

悠「少しでもテンションを維持していないと……死ぬる!」

ともき「無理せずに諦めた方がいいんじゃないか?」

悠「やんわりと死ねって言われてね?」

紅「バットで逝くか?」

悠「寒いうえに痛いのとか地獄以上の地獄じゃねーか!訴えるぞ!」

ともき「どこに」

悠「……国土交通省?」

ともき「知るかボケって返事が来るだけだぞ」

悠「(´・ω・`)」

紅「いっせ―いっ!」
ブォン!
バッ!
悠「読んでいたさ!」

ともき「殴られるって分かってるならやるなよ」

悠「分かっていてもやらなきゃいけない時がある!男には!!」

紅「それだとしても今じゃねーと思うな」

ともき「俺もだ」

悠「(´・ω・`)」

紅「ひゅっ!」
ブォン!
バッ!
悠「ひょわっ!」

ともき「もうずっとやってろよ…」

紅「……有りだな!」

悠「馬鹿。戦闘狂に火をともすな!」

ともき「知らないよ」

紅「そういえば、悠は俺と遊んでくれないもんなぁ」
ブォン、ブォン

悠「金属バット振り回してるやつと遊ぶのはちょっと…」

紅「大丈夫だ。俺のバットは人間しか壊さない」

ともき「それは大間違いだろ」

紅「じゃあ、悠を集中的にしか狙わない」

ともき「それならまぁ……有りかな」

悠「ねぇよ!」

紅「ってことで……死亡遊戯(あそぼう)ぜ?」

悠「字がおかしい」

「ちょっと待った!!」

紅「誰だ!」

京「悠は己が守る!!」

悠「わーぉ……ヒーローみたいだ」

京「己のヒーローはもちろん悠だ!けど、己は悠を護る!」

悠「やだ、素敵」

ともき「お前はそれでいいのか…」

紅「ふーむ……じゃあ?やる?」
ヒュン、ヒュン

京「悠に何かするっていうのならかかって来い!己が相手してやる!」

紅「んー……がりゅーっていうのも悪くはないなぁ」

ともき「おいおい…」

悠「やめて!あたしのために争わないで!」

ともき「うぜぇ……」

神姫「そうね。争いの種をどうにかすればいいのよ。」
ガシッ!
悠「んにゃ?」

神姫「ふんっ!」
ドゴォォ!
悠「がはっ…!?」

神姫「ゼロ距離で撃たれると効くでしょ?」

悠「あ…ンぁ……が…の、ぅ…がゆれだぁ…」

京「神姫姉!」

神姫「なぁに?」

京「悠に酷いことしちゃ駄目!」

神姫「手が滑ったのよ」

紅「ガッツリ狙い定まってたよな」

ともき「だなぁ……ん?」

悠「ぅ……あぅ……」

ともき「えーと?小鳥遊クイズ?お寿司屋さんで、注文するときに値段が気になるものって何?……お前、余裕だな」

悠「あぅ……ぁ…」

紅「こんな状態でもクイズは出すんだな」

神姫「ちなみに答えがイクラ(いくら?)だったりしたら私はもう一度龍剄を撃つわ」

悠「……」

ともき「正解っぽいです」

神姫「龍剄気孔……」

京「駄目っ!」

神姫「そう……残念だわ。」
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