ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】3

ーラスタ・ラヴ(12/14/夜)ー

悠「寒いんじゃないですか?」

ともき「お前がどんなに誤魔化そうとしても寒いよ」

悠「うっうわあぁぁぁぁ!!」

ともき「情緒不安定か」

悠「アイディアロール!アイディアロール!」

ともき「いや、お前のSAN値は宇宙的恐怖じゃなくて寒さが原因だろ」

悠「アイディアロール!アイディアロール!」

ともき「うるせ、ウゼェ」

氷室「おでんは好きですか?」

ともき「!?」

悠「ジャガイモが好きです」

氷室「では、どうぞ。」

悠「ありがとうございますぅぅっ!」

ともき「うわぁ…」

氷室「ともきくんもよかったらいかがです?コンビニのおでんですが、これが美味しいんですよ」

ともき「あっ、どうも」

氷室「ついつい買い過ぎてしまうんですよねぇ。今も乾電池を買うつもりで入ったのにこんなにおでん買ってしまいましたよ」
ドサッ

ともき「えー、ホントに沢山」

悠「あったけぇ……あったけぇよぉ……」

ともき「泣きながら食うなよ…。」

氷室「あはは」

ともき「コンビニ好きなんですか?」

氷室「恥ずかしながら一日一回はコンビニに行ってます」

ともき「えぇ…」

氷室「私、実家暮らしなんですけど家族で揃うことって本当にないんですよね。なので食事時間もバラバラですか個人で用意することがほぼなんですけど。」

ともき「コンビニで済ますと」

氷室「はい、そんな感じです」

悠「まぁ、ぶっちゃけコンビニの飯って美味いもんな」

氷室「そうなんですよ。自前で何か作るより種類豊富ですし……でも、悠さんやともき君は自炊ができるのでエライですよね。」

ともき「いや、そんなことは……」

悠「おれは最近ひとに任せっきりだけどな」

ともき「反省しろ」

悠「反省はしないさ!」

ともき「チッ」

悠「膣?ともきいきなり下ネタって…」

ともき「ぶっ飛ばすぞ!」

崇「なにしてる。」

氷室「おや、崇。よかったら、おでん食べませんか?」

崇「またか……」

氷室「この時期はおでんですよ」

崇「なら、食いに行くか?」

氷室「崇からのお誘いなんて珍しいですね。」

崇「お前が哀れに見えてな」

氷室「おや、それは失礼な」

ともき「ここにもっと哀れな生き物が居ますけどね」

悠「誰のことだ?」

ともき「お前だよ」

悠「失礼な!」

崇「そいつは哀れじゃなくて痛々しい奴だ」

悠「さらに失礼な!!だけど小鳥遊クイズ!明け方にとても嫌なにおいがする、東京の名所はどこ?」

崇「池袋の商店街」

悠「やめろよ。リアル過ぎだろ」

氷室「裏路地なんてさらに凄いですよね。」

悠「そうだけども……。何か最近、みんなクイズに対して反骨してねえ?」

ともき「一応答えとくと浅草か?」

悠「Exactly!ともきだけだ味方は」

ともき「俺は味方のつもりないけどな」
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