ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】3

ーラスタ・ラヴ(12/12/夜)ー

悠「ひゅ、ひゅゅゅゅ、ひゅぅぅぅ……」

ともき「寒さでおかしくなってるのか?」

悠「違う。波紋の呼吸で体内の熱を上げている。」

ともき「効果は?」

悠「冷たい空気がお腹の中に入ってきて辛い……」

ともき「アホだろ」

悠「アホじゃない!賢くないだけだ!」

ともき「あぁ、バカなんだな」

悠「にっ!」

ともき「お前の笑顔って胡散臭いよな」

悠「不思議とよく言われる。ホント不思議」

崇「……」

悠「なに黙って見てんのよ!」

崇「あの男だ」

悠「あ?あー……」

クラフト「……」

白巳「きゃっきゃっ!」

崇「アレは何をしてる?」

悠「白巳がやりたいようにしてる」

ともき「止めろよ。あれ、ガッツリ髪の毛引っ張ってぶら下がってないか?」

悠「髪の毛っぽい何かだから平気だろ。少なくともクラフトのおっさんは」

ともき「はい?」

悠「いや、何でもない」

後楽「ふーーっ。いやー、寒いときは熱燗だよなぁ」

クラフト「あつ……かん?」

後楽「日本酒を温めたやつさ」

クラフト「湯割りか?」

後楽「いんや。酒自体を温めたもんさ。まぁ、呑んでみた方が速ぇな。おーい、熱燗とタコワサ」

碧「はいよ。」

ともき「なんでタコわさまであるんだ……」

悠「蛸が蛸食うのかな……」

崇「お前の家に居るらしいな。あのオヤジ」

悠「耳が早い事で」

崇「おっさんを家に上げるのが趣味なのか?」

悠「そんな趣味あってたまるかっ!!」

ともき「でもまぁ……どっちも濃いひとだよな。あのふたりは」

後楽「どうよ?」

クラフト「悪くない。」

後楽「じょーちゃんも飲むかい?」

白巳「ヤッ!」

悠「せいやっ!」

ドゴスッ!!
後楽「後頭部っ!!」

悠「白巳に変なことしたらブッ飛ばすぞ!」

クラフト「……既に殴ったように見えたのは気のせいかあぐあぐ?」

碧「タコワサいけますか?」

クラフト「このわさびという物は少々刺激的だ…。蛸というものは……どこか懐かしい。」

悠「大丈夫かな。よいしょ」

白巳「きゃっきゃっ!」

崇「子供を抱いているのに違和感が無くなってきたな」

ともき「逆に居ないのが違和感ですよ」

悠「いやー、子供はまだしばらく早いかなぁ。なぁー、白巳ぃ」

白巳「くぅくぅ…」

崇「お前ならあと三人ぐらいガキが居ても不思議がない」

悠「節操なしみたいなこと言われた」

ともき「節操なしだろ」

悠「……小鳥遊クイーズ!四十九日や、三回忌などで出るお茶は、何茶?」

崇「酒だろ」

悠「お茶っていってるでしょ!」

ともき「法事に飲むからほうじ茶か?」

悠「Exactly!ご褒美に今度何かの触手持っていくよ」

ともき「持ってきたらお前の口にねじ込むぞ!」

悠「触手プレイ!?」
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