ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】3

ーラスタ・ラヴ(12/1/夜)ー

悠「さ、ささ、ささ……」

白巳「さー!」

悠「さむい…。何かめっちゃ風強い寒い。」

ともき「十一月済んだ直後にこの強風だもんな」

悠「うぅー、こんな強風だと……家にかけてるすだれが飛んで行っちゃう」

ともき「片づけとけよ?!っていうか、まだすだれ出してるのかよ」

悠「片づけるのがめんどくさいからね!」

白巳「ねっ!」

ともき「威張るな」

白巳「なっ!」

悠「はーい、白巳ちゃん。パッパッパー」

白巳「ぱっぱっぱー!」

ともき「……」

悠「可愛いだろ?おれ」

ともき「お前は可愛くない」

悠「引っかからないかー。」

ともき「これに引っかかってたら俺は舌を噛み切ってたかもしれない」

悠「……多分、柳なら治せる」

ともき「……」

ゴッ!
悠「あ、叩かれた!叩きましたよこの人今!」

碧「……叩いても治らないよ。それは」

悠「ひとを古い機械でも見るように冷めた目を向けやがってぇぇぇぇ!」

拳二「おう」

悠「なんで最近おっさん出まくりなの?もっと若い女の子のぱんちらとか出していこうよ」

ともき「何いってんだよ」

悠「不自然なぱんちら大好きです。」

白巳「です!」

ともき「うん、黙ってろ」

悠「おれにもラッキースケベの能力があれば……」

碧「……たぶん、男の股間とか尻とかがぶつかってくるぞ」

悠「ラッキーでもスケベなんでもねぇ!ただの地獄じゃんか!」

白巳「じゃんか!」

ともき「でも、何か分かるな」

悠「分かんないよ!」

拳二「もういいか?」

悠「よくねーよ!」

ともき「気にしないでください」

拳二「あぁ、いつものことだ。気にしねぇよ」

悠「タバコ吸ったらブッ転がすからな!」

拳二「急に矛先変えんなよ」

悠「ちっちゃい子がいるんだよ!」

白巳「くぅくぅ…」

碧「……寝てるから静かにしろよ」

悠「アッハイ」

拳二「どこもかしこも禁煙禁煙……肩身がせめぇな」

悠「じゃあ、タバコやめろよ」

拳二「お前ゲームやめれるか?」

悠「無理に決まってんだろ」

拳二「それと同じだよ」

悠「むぅ」

ともき「お前って引き合いに出されたら必ず負けるよな」

悠「あー、白巳に顔うずめるとあったかいわぁー。これぜったいに肌とかツルツルになるわぁー」
もふもふ
白巳「んにゅー…」

ともき「やめてあげろ」

拳二「これ写メとっといたらなんかの時に弱みとして使えっかな」

碧「……普段からの奇行だから意味無いと思う」

拳二「それもそっかぁ」

悠「何か今日は碧たんのひと言が切れ味鋭いなぁ。そこで小鳥遊クイズなんだけど冷凍庫から聞こえて来る音楽って、どんなジャンル?」

拳二「夜中に目を覚ます音楽」

悠「ジャンルじゃなくて冷蔵庫のブーンって音だろ。冷凍庫っていってるし」

ともき「コーラス(凍らす)か?」

悠「Exactly!賞品に白巳をハスハスしていいぞ」

ともき「やらねぇよ」

悠「お前……人間か?」

ともき「お前にだけは言われたくない」
4/100ページ
スキ