ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】3

ー焼肉屋鉄ー

金剛「じゃ、俺は仕事戻るな。」

拳二「おう。じゃあビール頼むわ。ピッチャーで、あと、どうせガキどもガッツリ食ってんだろから適当に持ってきてくれ。」

金剛「はいはい。」







悠「ったく、筋肉達磨どもめ…ほんとうに置いてきやがって……ん?」

小雪「あ、小鳥君かな!」

優日「ホントだ、悠くん。奇遇だね。」

悠「だな。お前らこそ女二人で焼き肉か?」

優日「ううん。稲葉ちゃんと彩ちゃんと千草ちゃんも居るよ。」

小雪「さっきまで皆で遊んでたかな!」

悠「ふーん…こんな時間まで遊んでたんだ。」

小雪「どーして、私を見てるのかな?」

悠「子供が夜に出歩くのはどうかと思ってな。」

小雪「どーゆう意味かな!かな!」

優日「雪が小さくって小学生に見えるけど可愛いって意味だよ。」

小雪「小学生…」

悠「プラスに持ってってる風に見えてダメージ与えてるぞ」

優日「悠くんはロリコンだからバッチリだよ。雪。」

悠「うん。誤解されるから、周りに聞こえる声で名前と変なことを言うんじゃねぇ!!」

優日「あははは。」

悠「あはは…じゃねぇし!」

千草「ちょっと、なにロリコンだの何だの騒いでるのよ…。」

悠「好きで騒いでねぇ!っか、ロリコン、ロリコン言うんじゃねー!本気で俺がロリコンだと思われるだろ!」

金剛「お前が一番喧しいわ!せめて個室のドア閉めて騒げ!」

「「「さ、さーせん」」」




ー焼肉屋鉄(個室B)ー

悠「……金剛に怒鳴られて思わず入っちまった」

稲葉「くすくす、皆騒ぎすぎよ。こっちまで聞こえて来てたわよ。ねぇ?」

彩「あぁ、ロリコンだのなんだの…」

悠「うるへー。」

千草「まぁ…私らは別に構わないけど、他にツレ居たんじゃないの?」

悠「あぁ、拳二の奢りで、ともき、梓、戌塚、禅が居るぞ。」

千草「男臭いわね。」

悠「臭いとかいうな。女気も最初は美喜が居たけどな。今は空さんと三チビがいるよ。」

稲葉「あら、夏喜さんが居るの?なら、あとで挨拶にいこうかしら。」

優日「あれ、真桜ちゃんは?」

悠「家だ。もとから、まおはあんまり外食好きじゃないし。そもそも集まり事態が急遽始まったからな。」
小雪「けど、小さい子を一人にするのはどうかと思うかな。」

悠「小さい子同士気持ちがわかるのか」

小雪「小さくないかな!」

千草「はぁ、あの二人よくもまぁ飽きないわね。あのやりとり。」

彩「仲良いってか…マジの年上年下に見えるけど」

優日「彩ちゃん羨ましいとか?」

彩「な、べ、べつに羨ましくなんかねぇし。」

千草「(分っかりやす…。)あやあや…アンタ可愛いわね。」

彩「は、はぁ?」

悠「っか、お前ら注文しねぇの?」

千草「アンタはここで食べるの?てゆーか食べてたんじゃ無いわけ?」

悠「いやー…女子が多い方がやっぱりいいなぁって」
稲葉「紅一点ならぬ白一点ね。」

悠「いや、黒一点だな。」
炎銃「ちょっと、邪魔するぞ。」

悠「あ、炎銃」

彩「!!?」
稲葉「あら?なに?」

炎銃「お前らか。ちょっと、小鳥遊貰ってくぞ。」

悠「俺は物か?」

千草「返品不可なので。」
悠「うぉい!」

炎銃「おら、いくぞ。」

悠「みー…」

小雪「……」
優日「……」
千草「……」

稲葉「私の背中に隠れて……どうしたの?」

彩「……はぁ~~。ちょっとな。」
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