ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】2

ーラスタ・ラヴ(11/15/夜)ー

悠「ふしゅーー……」

鈴猫「寒いの?」

悠「良く分かったな……ふしゅー……」

鈴猫「うん、なんか地味に震えてるし」

悠「何か底冷えしてるんだよ」

ともき「十分暖房効いてるけどなここ」

悠「うー……」

鈴猫「もしかして……風邪?」

悠「そんな感じではないんだけど…」

ともき「馬鹿は風邪引かない」

悠「ありがとう!」

ともき「嫌味だったんだけどなぁ」

鈴猫「あはは……。」

悠「風邪かどうかはともかく何か寒いんだよな。あったかいのちょうだい」

碧「ほら」

ドンッ

悠「なにこの白いのカルーアミルク?」

碧「ホットミルクだ」

悠「そんなもんジョッキで出されてどうしろと…」

ともき「どうするもなにも、飲めばあったまるだろ」

悠「ごきゅっ!ごくゅっ!ぷはーーー……」

鈴猫「一気に飲み干さなくても……」

悠「口の中がミルク臭~」

ともき「こっちに向かって息を吐くな」

悠「おれと今キスしたらミルク風味だぜ?」

ともき「やかましい!近づくな」

鈴猫「みるくふうみ……///」

ともき「鈴猫さん…」

鈴猫「え、あ、コホン…」

悠「あー、腹が重たい」

ともき「そりゃ牛乳なんか一気飲みしたらな…」

碧「古くなってたのを一気に処理できて助かった」

悠「古くなった卵と牛乳はダメでしょ!!」

碧「だから火を通してやっただろ。」

悠「……なるほど」

鈴猫「いいの納得しちゃって?!」

悠「平気だろう。それより膝貸してー」
ごろん
鈴猫「あぅ///」

悠「げふー。やっぱり腹に来るわぁ。来るって言っても痛みとかじゃなくて満腹感」

ともき「ミルクで腹いっぱいになって横になって子供か」

悠「うん!」

ともき「殴りたい…」

悠「なんでやねん。しかしいいわ、このふかふかでぬくぬくの膝。こんな枕欲しい」

鈴猫「そそそ、そぉ?」

ともき「どよりすぎです」

悠「見上げたら迫力のおっぱい山もあるし」

鈴猫「……」

こんっ!
悠「殴られた」

ともき「顔面に肘とか落されても良かったのにな」

悠「ヘソ舐めたい」

鈴猫「なっ?!や、やめてね///?!」

悠「ちぇ」

ともき「殴っていいんですよ?っていうか邪魔なら頭落としても」

鈴猫「そこまではしなくても、平気かな。えへへ」

碧「幸せそうな顔だな」

ともき「ホントに…」

悠「それじゃあ、小鳥遊クイズだ。一人の男が、一枚の肖像画をながめていると、ある人が尋ねました。「誰の肖像画を見ているのですか?」男は次のように答えました。「私には兄弟はいません。しかし、この絵の男の父親は、私の父親の息子です」さて絵の男が誰か推理してみよう?」

鈴猫「えーと、兄弟がいなくて、絵の男の父親は、私の父親の息子……。兄弟がいないからおじとかじゃないよね。」

ともき「……」

鈴猫「兄弟がいない男の父親だから……」

ともき「あぁ、絵を見ている男の息子か。」

鈴猫「そっか。兄弟がいない男の父親の息子は自分しかいないもんね。」

悠「Exactly正解だ。ご褒美にヘソをつついてあげよう」

ともき「お前がしたいだけだろソレ」
88/100ページ
スキ